2019年12月26日木曜日

イノシシ生ハム作り

12月6日に投稿したイノシシ解体の手伝いの際に頂いた腿肉、その後早速生ハム作成に取り掛かった。先ずは2週間とちょっと塩漬けに、そして丸一日塩抜き。いよいよ誕生日の24日、物置きの軒先に吊るして乾燥の工程へ。このタイミングで気温も冷え込んで、乾燥した北風が程良く吹いてきていい感じ。

この間に獣(狸、ハクビシン、猫、カラス)などに食べられてしまわないように、周りをカバーするこの籠の様なガードも暗中模索ながら自分で作ってみた。とりあえずこの2日間は被害無し。肉はすでに水分が抜けてきて、いわゆる干し肉に近づいている。この乾燥加減は乾燥し過ぎても足りなくてもいけないらしいが、なにせ経験が無いので難しいところ。

これら生ハム作成の工程は全てネット頼り。情報によると一週間後くらいに室内へ移動させ3か月ほど乾燥、熟成させる。カビや酵母菌が着いて熟成を促し、 その後肉が剥き出している部分をパテでコーティングして長期熟成に入るという。市販されている生ハムには、よく18か月熟成とか、24か月熟成とか表示がある が、2〜3年熟成させると美味しいらしい。問題は高温多湿の夏をどう凌ぐのか?まあ初めてのトライなのでしっかり様子を見ていきたい。

2019年12月15日日曜日

Conjunto Michaquino Live 2020 ! !

ちょうど1ヶ月後、半年ぶりとなる"Conjunto Michaquino"のライヴ告知 !!

ライヴブッキングの最中、レギュラーメンバー、ピアノの野口茜ちゃんが病気療養の為参加できそうにないと分かり、急遽8月の"Conjunto MIchaquino Osaka Jam"で素晴らしい演奏をしてくれた中島徹氏にピンチヒッターをお願いする事に。

ブッキングはちょうど台風や豪雨の時期にかかり調整に時間を要したが、ここ南房総はいまだ屋根にブルーシートを被った家屋も多く、復興までにはまだ時間がかかりそう。しかし2020年最初のライヴ、思い切り元気な演奏をお届けしたい!!

"Conjunto Michaquino Live vol.7" @キーストンクラブ東京
2020年 1月15日(水曜日)Open 18:30~ Start 19:30~
Charge 予約 ¥3,500 当日 ¥4,000
Member: 赤木りえ flute 中島徹 piano 澁谷和利 bass 大儀見元 percussion 田中倫明 percussion

2019年12月6日金曜日

イノシシシーズン?スタート!

朝一番、近所のイノシシの猟師?さんから電話…「イノシシかかったんだけど午前中時間ある?」と。

早速今シーズン初のイノシシ解体の手伝いに。体長110cm 体重50~60kgのメス亥。現場へ行くとすでに安らかに横たわってて、足場の悪い所だったのでご近所さん4人で運び出した後、この状態に。今日の日付と番号、12.6-1。二頭目が獲れた時は12.6-2となるそう。

作業は最初に血抜きをするが、この大きさでも血はわずかな量。というのは内蔵には一切触れないので。あとは後ろ足先から首元へむかって小さなナイフで皮を剥いでいく。小一時間かかって丸裸に。背骨から肋骨周りの肉(厚さ5cmっくらい)を丁寧に削いだ後、前後の足を関節から外しておしまい。ご褒美に脂ののった背ロースと脚一本、いただきました!

とにかく内蔵には一切触れないので意外とサッパリした作業なのだが、動物を捌いていると一番リアルに実感するのは、切り剥いだ肉や脚が生温かい事だろうか…。

午後は麦踏み!麦踏みは出揃った芽を踏んで、根と土を活着させ、分けつを促すもので、2月くらいまで2週間に一度続ける。今年は今のところ順調に生育中。

2019年12月4日水曜日

腰痛リハビリライド⁉︎

先日のライヴが終わった辺りから腰周りに微妙な痛みが出てきて、ライブでのカホンの演奏のせいか、ストーヴの薪運びで無理をしたか、区の仕事の4時間の草 刈りが効いたのか、その痛みがジワジワ酷くなって、雨の月曜日は動けずじっとおとなしくしていたけど一向に回復の兆しがない…。

昨日、天気が良いので身体をほぐすべく恐る恐る自転車に跨ってみる。何故か腰の痛みとは関係なくペダルは回せる様子。30分程乗っているうちに身体が温 まったからか、ドーパミンが分泌されたのかいつしか腰の痛みは消えていつも通りに走っている自分。帰宅後も痛みは少し残るもののグッと楽になった。

で、今朝起きると、やはり身体が強張っているのかまだ腰に痛みが残ってる。ストレッチしたくらいじゃ治らないので、今日もまた運動療法? 天気も良く富士山も見える定点地からパチリ! とにかく走っているうちに身体が温まって痛みが抜けて行く。家でジッとしていたら太鼓叩く元気も出ないのに、帰って来ると別人の様に楽に動けるように。荒療治で誰にでも当てはまる事では無いと思うけれど、アクティヴリカバリーという言葉があるくらいだから、積極的治療もありだな。

2019年11月29日金曜日

Romantica ライヴ終了 ! !

Romantica、昨夜半年ぶりのライヴ、9月から立て続いた台風に豪雨と、その前にブッキングするも詳細が決まったのが1ヶ月前。中々落ち着けない状況だったけどなんとか実現にたどり着いた感じ。で、果たしてお客さんは来てくれるのか?と不安ではあったけど、いつも聴きに来てくれる方々で席が埋 まりホッ…。ご来場の皆様ありがとうございました。

以前からRomanticaの母体はギター、チェロ、パーカッションのトリオ編成。そこにメロディー楽器のゲストを迎えて展開して来たけれど、今回は sax.の近藤和彦氏の初顔合わせ。バンドネオン、フルート、バイオリンと色んな人と合奏してきたが、自分のオリジナル曲にsaxの音がどうブレンドするかとても楽しみであった。

今回のメニューは、ゆったり、じっくりと演奏してみようとバラード曲で始まりバラード曲で締め括るという珍しい構成にしてみるも、中盤盛り上がる曲では sax.のヴォリュームも活きてバンドのヴォルテージがいつなく上がる。ハルトシくんのエレクトリック6弦チェロの絶妙なバランスも後押しして、ダイナミ クスの大きいメリハリのついた演奏内容になったかと。新たな可能性の発見もあって楽しく演奏できた。

Romanticaの来年のライヴ予定はまだ立っていないけれど、また創作意欲もじわりと湧いてきたので、来年はちょくちょく演奏出来たらと思う。

2019年11月25日月曜日

小麦発芽!

先週木曜日から飛騨古川〜富山〜新潟と、富山でのライヴを挟んで小旅行。と言っても総走行距離1300kmとよく走った。週末関東は冷たい雨でぐづついた天候だったようだが、日本海側は好天に恵まれ、紅葉に染まった山並みに晩秋の風情を存分に感じることができた。

帰宅してみると出発前に播いた小麦の種が既に発芽、芽が出揃い始めている。台風二つと大雨の被害に遭ったこの地も季節が移ろい、畑は冬〜春野菜に衣替えして復活の兆し。自然の厳しさと恵みをより深く感じるこの秋だけど、今朝の気温21度ってやっぱり変調気味だな。

さていよいよ今週木曜日は半年ぶりの”Romantica”ライヴ、いまいちど告知を…。
"Romantica Trio + " Live @神保町「楽屋」
11月28日(木曜日)Start : 19:30~ & 21:00- 
Music charage : ¥3,500
梶原順 (Guitar) 伊藤ハルトシ (Cello, Guitar) 
田中倫明 (Perc. Guitar)
ゲスト:近藤和彦(s.s, a.s)

秋の夜長、ゆったりとRomanticaサウンドをお楽しみください!

2019年11月7日木曜日

農繁期 ! !

台風15号の猛威にさらされて以来、19号の塩害、大雨に苗を流されたりと、中々農作業に集中できない時間が長かったが、ここへきてやっと冬〜春野菜作付けが一段落して、農繁期もピークを越したところ。

今年もタマネギ、ニンニク、ソラマメ、菜花、ブロッコリー等を仕込んだ。結局台風や大雨のおかげで大根は3回も種を蒔き直す事に。あとは今月下旬に小麦の種を播けば準備完了、冬に向けてそれぞれの成長を待つのみ。(畑の写真は今月3日の様子)



というわけで、今日はポカンと時間ができて午前中からちょっと遠くまでひとっ走り。

台風15号以来、北の嶺岡山系へ初めて行ってみる。農作業で身体が痛くなる場所は自転車のそれとは別で、出だし30分は怠くて調子が出ないが、南三原から 山に入ってやっと身体が動き出す。嶺岡を南北に抜ける410号は、15号通過後通行止めになったが復旧していつも通り。長狭街道へ出て大山千枚田までも順 調。だがその上の急坂区間へ入ると山の様子が一変する。杉の植林地、台風でその杉がことごとくなぎ倒されている。「杉ってこんなに柔らかい木なの?」と思 う程、ある程度太い木もポキポキと。それでも林道は既に片付けられて通行は可能。白石峠へ抜ける林道途中にある大規模な太陽光パネルはメチャメチャに剥が れて壊滅状態。南房総は海岸沿いの被害が多かったが、山岳地帯も台風の猛威による爪痕は大きい。

この2ヶ月間は家の近くばかり走っていたが、久しぶりに嶺岡辺りを走ってみると、やはり房総の道は自転車で走って面白いとあらためて思う。台風の爪痕がまだ残っているけれど、房総に元気を吹き込むべく多くのサイクリストに走りに来てほしいな。

2019年10月28日月曜日

Romantica ライヴ告知 ! !

9がつはじめの台風15号からたて続けに千葉県を襲った19号、21号の台風の影響のおかげで、この2ヶ月を振り返るとやはり自分の気持ちがかなりとっ散らかっていたと思う。そんな中、自分の音楽活動の要となるライヴのブッキングも少々後手になってしまい、果たしてメンバーが揃うかなと思いきや、ギリギリのタイミングでも合う時は合うもので…。

ちょうど1ヶ月後、11月28日に約半年ぶりになってしまったけれど、Romanticaのライヴやります。

"Romantica Trio + " Live @神保町「楽屋」
11月28日(木曜日)Start : 19:30~ & 21:00~ 
Music charage : ¥3,500
梶原順 (Guitar) 伊藤ハルトシ (Cello, Guitar) 田中倫明 (Perc.) 
ゲスト:近藤和彦(s.s, a.s)

自分的にはRomanticaの原点に立ち返って、トリオをベースにゲスト近藤和彦氏を迎えオリジナル曲中心に演奏したいと思います。で、このところライヴで弾いていなかったギターも弾こうかと、弦を張り替え練習開始。バラード調の曲が多目になるかな?
あ、このライヴは中目黒でなくて神保町の「楽屋」でやります、お間違いのないよう!

2019年10月27日日曜日

大雨

久々の投稿…。

台風15号に続いて到来した19号は15号の時ほどの建物の被害は無かったが、高潮による塩害が酷かった。この前の投稿写真の大根の芽はシートを被せたもののほぼ全滅、その後種を蒔き直した。そして去る25日は大型台風21号が太平洋沖を北上した影響で南房総も朝から大雨に見舞われ、その後千葉県各地に浸水の被害をもたらした。

その大雨の25日の夜は銀座スイングにて赤木りえさんのライヴ。

午前10時くらいだったか、南房総では1時間に73mmの雨を記録すると同時に避難指示(レベル5)が発令。内心「今日のライヴは無理か?」と弱気になる も、館山道とアクアラインは通行可。周りの情報を出来るだけ集めて、行ける所まで行ってみようと午前11時くらいに家を出て、通行止めの箇所を避け、勘を 働かせながら川の様になった道を走りながらもなんとか千倉を脱出、館山道に辿り着いた。

おかげでリハーサルにも余裕があるタイミングでお店に到着。本番は満席のお客さんに囲まれ楽しく演奏する事ができた。やはり仲間と演奏している時間こそ自 分が一番解放される。大雨に足止めされてライヴ参加を断念していたら悔しい思いをしただろうな。15, 19号の経験でちょっとしぶとくなったか?

そしてその翌日、雲は多めだが天候回復、冠水した各所の水もひいて、昼過ぎからひとっ走り。

写真は房総半島南西端、洲崎灯台。我が家からここを周るルートは途中台風15号の被害の激しい地区を通るためずっと気がひけて、以来トレーニングには低山間部のグリンラインばかり走っていた。で、今度はそのグリンラインが昨日の雨で土砂崩れの為通行止め。ほぼ2か月ぶりに洲崎まで走ってみる。

車では何度か通った布良(めら)、相浜地区は特に台風の被害が大きく、未だブルーシートを被った家並みが痛々しい。自転車で通ると車では気がつかない空気 が突き刺さってくる感じがする。其処以外にも15号、19号、そして前日の大雨の爪痕が大きく各所に残っている。改めて自然の猛威を見せつけられる。

8月下旬の台風15号の通過からおよそ2ヶ月、今年の秋は散々台風に振り回されて季節感など感じることもできず、気が付けば精神的にも余裕が無くなっていたと今になって思う。また音楽も畑もリスタートする気分でひとつづつ積み上げていこう!

2019年10月8日火曜日

大根発芽、しかし…

台風15号の直撃から明日で1カ月。ようやく日常を取り戻したつもりだが、この間台風の影響に振り回されて、明らかに気持ちに余裕が無かったと感じる。

畑の片付けを終えて、9月末に蒔いた大根の種は写真の通り順調に発芽。しかし次なる猛烈な台風19号が似たコースを辿る予報。種は蒔き直せばよいけど、房総各地15号の被害が拡大するのはなんとも避けたい。少しでもそれてくれる事を祈る!

2019年9月20日金曜日

台風15号から...

9月9日に関東を通過した台風15号で大きな被害を受けた千葉県。我が家のある南房総市も多くの被災者がおりまだライフラインが復旧していない場所もある。以来、このブログもアップする気になれず、Facebookには少しだけ記事を投稿したものの、ここへ来て状況も気持ちも少し落ち着いてきたので経過など...。

台風通過から5日間停電、通信不通が続くも家も身体も無事。テレビアンテナが飛んだくらい。以来徐々に日常の生活を取り戻しつつあるも、周りの家屋の損傷が酷いところも多く、やっと飛ばされた屋根瓦の応急処置もブルーシートが施されるも、被災感が漂い気分は重たい。

さすがに台風被害の報道が全国的に行き渡ったのか、遠くからいまだ安否を気遣ってくださるメールや電話が届いています。ありがとうございます!

中には「畑とか、大丈夫でしたか?」と聞かれる事も多く「ほぼ壊滅でした」と答えていたのだけれれど少し具体的に言うと、まだ収穫が望める夏野菜(茄子、 オクラ、ピーマンなど)は風でなぎ倒され全滅。秋に収穫予定だった実のつき始めた大豆は根こそぎ飛ばされたもの多数で全滅! ネギは強風と塩害でクタッと倒れるも1週間くらいで立ち上がって復活(<-スゴい)。

そしてなんと唯一、強風と塩害にもめげずに元気だったのが落花生! 毎度ネットを掛けてもタヌキやハクビシンの獣害で憂き目を見てきたので、今年こそはと金属製の網で防御、それが台風にも功を制したのかほぼ無傷。そして 諸々畑の片付けが今日やっと終わり、この落花生を数株試し掘りしてみると…。豊作では無いもののそこそこ実がついている。品種はオオマサリ、塩茹でして食 べると美味。




今回の台風には自然の残酷さまで見せつけられ、普段享受している恵みと裏腹に厳しさがあるとはいえ、それは想像を絶する猛威だった。まだ停電、断水と厳し い状況が続く地区もあるけど、日夜他府県ナンバーの救助車を見かける様になった。全国から復旧に向けて協力する支援が集まっているのが分かる。皆んなで頑 張ろう!

2019年8月26日月曜日

"Conjunto Michaquino Osaka Jam" 終了!

ライヴ前日大阪へ移動、からの密なスケジュールを縫ってのライブ、僅かな時間のリハーサル、初顔合わせのメンバー同士が居たにもかかわらず、この素晴らしい仲間と沢山のお客さんに囲まれて、本番はグッと集中して濃ゆ〜い内容に。お店の音響も良くて皆の音がバランスよくパワフルだった。

およそ35年前のConjunto Michaquino関西ツアーとは異なるシチュエーションだけど、やはり関西は熱い!なんだろ?このストレートにウケる感じ…。ふとまた近いうちに Vol.2をやりたいなぁと思ってしまう。とにかく僅かな情報にもかかわらず、沢山の方に聴きに来ていただきひたすら感謝、感謝!

2019年8月14日水曜日

”Conjunto MIchaquino Osaka Jam" 今一度告知!

じわりと”Conjunto Michaquino Osaka Jam” が近付いて来たので今一度告知を!

この機会にぜひ関西方面の方々に聴きにきていただきたいのですが、FBやブログの僕のフォロワーでも“Conjunto MIchaquino”って何?という方も多いかと。ちょっと長くなるけれど今回のライヴへの想いを!興味ある方、以下読んで頂けたら嬉しいです。

“Conjunto Michaquino”(コンフント・ミチャキーノ)は「倫明のコンボ」という意味。その活動は82〜84年のおよそ2年半程だったろうか。丁度松岡直也 グループに参加して、そのグループが解散するまでの時期とおよほタイミングが一緒。当時日本では誰も演っていなかったラテンジャズ、アフロキューバン的ア ンサンブルをライヴ展開。

当初のメンバーは山口卓也(tb) 森村献(pf) 石川清澄(key) 高橋ゲタ夫(b) 僕とウィリー長崎、木村誠(perc.) Martin Willweber(dr)。

演奏はまだ未熟だったけれど、とにかくアンサンブル自体が新鮮で、毎回のライヴが楽しかった。しかし都内ではメンバーよりお客さんの数が少ないなんてこともしばしば。

どういう経緯だったか良く覚えていないのだが、83年の6月と11月、84年の10月に関西ツアーを敢行している。いつも京都、大阪、神戸の3箇所、しかも神戸のチキンジョージは2days。何故かお客さんの動員は東京のそれとは比べものにならないくらい盛況だった!

当時、そのいきさつを松岡さんに話したところ、「そうだろ?ラテンは関西でウケるんだよ」と。松岡さんの話によれば、昔(松岡さんが20歳の頃、銀座、赤 坂辺りでラテンバンド率いて頑張っていた時期)、大阪には"大阪キューバンボーイズ"ってのがあって、めちゃファンキーだったと。とにかくミュージシャン 皆がフレンドリーで、一緒に演奏するのが凄く楽しかった、と話していたのを思い出す。

しかし松岡グループ解散後、僕は今一度84年晩秋から再びN.Y.へ修行の旅へ…。メンバーの木村誠さんがバンド名をRumba Mamaと変えてその活動を存続、僕の帰国後もしばらく参加していた記憶があるけれど、いつ消滅してしまったのかはあまりよく覚えていない。とにかく僕が 今で言うJ-Popの仕事を沢山する前の出来事で、80年代後半からは次第にラテンから離れていき、”Conjunto Michaquino“は自分にとっても過去の存在となっていく。

しかし35年の時を経て、2年程前から、自分のルーツと言ってもいい70年代の音楽のエネルギーを思い返すべく“Conjunto Michaquino”を復活させた。演奏の仕方、アンサンブルの楽しみを今一度見直して、都内では毎回充実したライヴを重ねて来たが、やはり一度関西で ライヴがしてみたいと。いつものメンバーを率いてツアーをしたいところだが、果たして聴きに来てくれる人が居るのかと足踏みしているところへ、今回、 ちょっとしたキッカケで大阪でのJamが実現。大阪中心に素敵なミュージシャン達に集って頂き”Conjunto Michaquino”的ライヴが出来る事に相成り、このところ都内で演奏している曲を揃えて挑みます。

2019年7月22日月曜日

"Conjunto Michaquino" Live vol.6 終了! !

ライブ直前にメンバーの大儀見元氏が体調を崩してやむなく欠場。急遽ピンチヒッターとして参加してくれた岩月香央梨ちゃんの活躍でライブは今回も盛り上がって無事終了。

いつもとまた違ったサウンドの溶け合い方が刺激になったのか、メンバーそれぞれの演奏も一味違うものに…。お客さんはちょっと少なかったけど、演奏に対するレスポンスが大きくていつになく盛り上がった感じ。んー、これこそライブの醍醐味か。

演奏で自分が解放されるのは、その時の集中力次第だと思うけれど、今日はそれをうまく持続できて、ふと「自分のバンドやってる」って感覚になれた。でも、それは一緒に演奏してくれるメンバーのおかげに他ならない…。音楽って面白い!

2019年7月17日水曜日

”Conjunto Michaquino" Live 詳細変更!

さて"Conjunto Michaquino" のライヴが今度の日曜日と近づいてきました。

しかし、誠に残念なのですが、このタイミングでメンバーの大儀見元氏が体調を崩してしまい、この日の参加がNGとなってしまいました。そこでピンチヒッ ターとして大儀見氏のお弟子さんでもある、新進気鋭の女流パーカッショニスト、岩月香央梨さんが僕の相方を務めてくれます。彼女とはいずれ一緒に演奏する 機会があればいいなぁと思っていましたが、今回の初顔合わせは楽しみでもあり、いつも通りバンドは元気に盛り上がっていきたいと思います。

大儀見氏、すぐに元気に復帰してくれると思いますが、
『21日出演予定の大儀見 元(per)は、体調不良の為、出演を見合わせることにさせていただきました。 楽しみにご来場くださる皆様に、ご迷惑をおかけしますことを、お詫び申し上げます。 尚、ライブは 岩月 香央梨 が代わりに出演いたします。』と連絡いただきました。


既に予約をいただいているお客様も多く、大儀見氏の演奏を楽しみにされている方もいらっしゃると思います。できるだけ事前にこの情報が届くとよいのですが…。

"Conjunto Michaquino" Live @ キーストンクラブ東京
http://www.keystoneclub.tokyo/

2019年 7月21日(日曜日)

Open 18:30~ Start 19:30~

Charge 予約 ¥3,500 当日 ¥4,000
Member:

近藤和彦 a, s, sax 野口茜 piano 澁谷和利 bass

岩月香央梨 percussion 田中倫明 percussion

2019年7月5日金曜日

”Conjunto MIchaquino Osaka Jam"

8月、大阪でのライヴ決定しました。
その名も ”Conjunto MIchaquino Osaka Jam" ! !

今回単独で大阪での仕事があり、その隙間の日程でライヴセッションできそうだったので、大阪在住のピアニスト、中島徹氏に相談したところスケジュールも合って「せっかくの機会だから、ミチアキさんらしさを活かしたライヴをやりましょう!」と。そこでテーマをConjunto Michaquinoの大阪版が出来ないかと思い、地元ミュージシャンを当たってくれるも、スケジュール合わない人も…。

結局、この日集まれる人を当たっていったら大阪、名古屋、東京の混成メンバーに。ラテンジャズを演奏するにはオールスター的?、中々のメンツが揃ったんじゃないかと。メンバーそれぞれ気心知れた人もいれば、初顔合わせの人もいて、とにかく今から楽しみ。降って湧いた様なタイミングで実現するこのライヴ、関西圏の方、是非この機会をお聴き逃し無く!

”Conjunto MIchaquino Osaka Jam"
2019 8月 22日(木曜日)
Live@ STAR LIVE U6
https://starliveu6.wixsite.com/u6-hp
Open 18:30~ Start 19:30~
Charge: 予約¥3,000 当日¥3,500
Tel:06-6773-3313

Member: 田中倫明 leader/perc. 中島徹 piano 赤木りえ flute 坂田ブンテイ bass 亀崎ヒロシ perc.

2019年6月29日土曜日

小麦製粉 2019

5月18日に刈り取った小麦。この後約1か月かけて乾燥、脱穀、精麦を終わらせ、さて製粉をお願いしようといつもの製粉所へ電話してみると「この電話番号は現在使われておりません」と。がーん、ショック‼︎ なにせご主人、かなり高齢で店を閉めてしまった様子。去年まで元気だったのに。

その後、知り合いを片っ端から当たってみるも、小口で小麦の製粉をやってくれるところが見つからない。種を分けてもらっている関西の農家さんに聞くも「最 近は全国的にそういう傾向なんです」と。加えて「今まで近所にそういう小さな製粉所があった事自体がラッキーな方なんですよ」とまで。

と途方に暮れていると、灯台下暗し! 地元の知り合いから、隣町の和田浦のパン屋「WADAパン」で石臼挽きで製粉してくれるとの知らせが…。そこのご主人(女性)、以前からの知り合いだし、これは話しが早い!

「一度に大量の製粉は無理だけど」と聞いて早速、約20kgの収穫のうち4kg程を持って行くと、いきなり石臼の機械に投入!そのゆっくりと挽かれていく様子に見入ってしまう。

しかし製粉の要は挽き終わった小麦を小麦粉とふすまにふるい分ける作業なのだが、それを全て手作業でやってくれるという。その作業は僕にとっては気の遠く なるような手間なんだが、彼女は苦に思った事が無いと言う。まぁ毎日お店で焼くパンも自分で製粉した小麦粉を使っているわけで、そのこだわりが評判の味を 生み出しているのかと納得して、残りの作業を委ねて店を後にした。

石臼挽きの粉で焼いたパンは、機械挽きのものより遙かに甘く感じるそう。出来上がった粉でパンを焼くのが今から楽しみでR。

2019年6月10日月曜日

富士ヒルクライム 2019

やはり加齢には勝てんのか?
90分切りの夢は儚くも散ったのだった!

結果、タイム:1時間44分59秒73

今年もチャレンジ、富士ヒルクライム! なんと今年は1万人のエントリーとか…。ちょっと長いので、チャリンコ興味ない方はスルー願います!

前日入りして受け付け、自分はゴール後に受け取る下山用の荷物もこの時預けてしまう。当日レーススタートは午前7時、自分の出走時刻は7時30分。まあレース前夜はあまりよく眠れないのは常で、5時からゴソゴソと起き出して準備開始。まずホテルのカーテンを開けると"がーん"、外は雨、で一面霧!午前中は曇りの予報だったのに。しかし、既にホテルに泊まっているレース参加者は外で準備を始めている。まぁ、行くっきゃないな、下山用荷物受け取りに?

結局、土砂降りにはならないものの、レース始終雨と霧。それでも参加者の数は圧倒的に多い!写真はゴール後、五合目の雰囲気。下山のウェアを着込むも顔に疲労を隠せない。

富士ヒルクライムの自分のベストタイムは2014年の1:31:38、90分切り目指すも2016年には1:42:13と記録後退。加齢の影が忍び寄ってきたのか? 昨年再度トライするもメカトラブルで記録にならず、いよいよ還暦の今年、ラストチャンスと冬からトレーニングしてきたのだが、ゴールラインでハンドルを投げて44分台にのせるも、あまりにガッカリな結果。(実はハンドルを投げてもチップは足についているので関係無いのだが) 序盤頑張り過ぎてしまったのも敗因だが、やはりこれが今の実力なんだと。

しかしこのところ、平地ではいい感じに走れるようになった実感がある。ただヒルクライムの速度は体重が大きく関係するんだが、レース前々日体重を測るとなんと68kg、重過ぎ!元々ヒルクライマー体型ではないものの、筋肉量で登坂もいけると思うのはちょっと甘いのか?ただこのウェット状況ながら、苦手だったダウンヒルが怖くなくなって少し速くなったかも。これも成長と考えたい、ってレースと関係ないけど。

この結果を受けて思うに、普段から長距離の登り坂をもっと走らないとダメなんじゃないかとか、いや、ただ普段からもっと追い込んだ走りをした方がいいのか?とか、今後も90分切りにチャレンジするのか?とか…。なかなか悩ましい年頃になってしまったというのも事実、ロードバイクには乗り続けるけど、さあ どーする?

2019年5月29日水曜日

Conjunto Michaquino Live !!

Romanticaのライヴが終わったばかりでまだ少し先になりますが、”Conjunto Michaquino” ライヴやります!

フロントには前回と同じくa.saxの近藤和彦氏を迎えて、ジャズ、ラテン、オリジナル曲とバリエーション豊かにお届けします。回を増すごとにスケールアップしているサウンド、グルーヴを今回もお聴き逃しなく!!

"Conjunto Michaquino Live"
@キーストンクラブ東京
http://www.keystoneclub.tokyo/

2019年 7月21日(日曜日)Open 18:30~ Start 19:30~
Charge 予約 ¥3,500  当日 ¥4,000
Member: 近藤和彦 a, s, sax 野口茜 piano 澁谷和利 bass 大儀見元 、田中倫明 percussion

2019年5月28日火曜日

Romantica ライブ終了!!

随分久しぶりになるRomanticaのライブ、このメンバーが会すのも久しぶり。和気あいあいとリハーサル、いざ本番の演奏が始まると、皆んな流石、グッと集中して濃い演奏に…。

時間をあけてもライヴ聴きに来てくれるお客さんがたくさんいて、しかも熱心に聴いてくれているのが伝わってくる。

以前は自分主催のライブなのに「自分が全体をまとめなきゃ」という思いが強くて緊張したり、演奏も力んででしまったりと、なかなか自由になれない事が多 かったけど、今は全体の成り行きをメンバーの力に委ねて、自分も一緒に楽しみながら音を紡いでいく事が出来るようになったかな。

そして楽しい演奏が終わってみれば、ライブってほんの束の間の出来事でしかなくて、しかもこの時間を共有できる人は限られるけど、次のライブ、また出来るだけ早く企画しようかなと思う次第。一緒に演奏してくれるメンバー、そしてなにより聴きに来てくれた方々、ありがとう!

2019年5月13日月曜日

麦秋

麦秋とは小麦が黄金色に色づく5月〜6月の時期をいうのだが、我が家の小麦も随分色づいてきている。

4月に北風、西風と強風が続いてかなり麦穂が倒されてしまったが、実はなんとか膨らんでいる様子。収穫も近づくうえ、夏野菜の準備などで畑仕事も忙しい。

2019年4月22日月曜日

Bata Drum Workshop !!

昨日はパーカッショニスト、亀崎ヒロシ氏による "BATAのÑONGOとCHACHALOQUAFUN のLLAMADA(ジャマーダ)の唄い方を学ぶクラス" というbata drumのワークショップに参加! ちょいとディープなお話し、パーカッショニスト、及びキューバンミュージックに興味の有る方は是非読んで頂きたい。長 いけど。

bata drum はナイジェリアをルーツとするキューバの宗教的儀式に使われる特殊な太鼓のアンサンブルで、3つの両面太鼓を3人の奏者で複雑なリズムを奏でるもの。

80年代前半”Conjunto Michaquino”のライヴの演奏にもいち早く取り入れたbata drum。当時微かな情報を元に暗中模索で演奏していのだが、これがキューバから来日中のバンド“Pello el Afrokan”の目に留まり、後88年、キューバのフェスティバルへの招待というキッカケともなった。

僕自身としてはN.Y.のパーカッショニストMilton Cardona、86年リリースの”Bembe”というbata drumのアルバムを耳コピーして自分のオリジナル作品にこれを取り入れてきたりしたのだが、未だこのbata drumを直接人から教わった事は無く、その奏法はあくまで自己流で、頭の中でイメージを膨らまして音にしてきたに過ぎない。

ところが情報が豊かになった近年、地球の裏側の国ま足を運んでその技術を習得し、国内でそのノウハウを発信できる若いマスタードラマー達が生まれ、その一人が亀崎ヒロシ氏である。 で、今回大阪から駆けつけてくれる彼から直接bata drumのベーシックな技術を学べるというのでこのワークショップに参加した次第。(ふ〜、ここまでも長い)

しかも今日のワークショップでは “ÑONGO (ニョンゴ) とCHACHALOQUAFUN (チャチャロカフン)” という、ダンスのステップは同じくして異なるリズムのアンサンブルに焦点を当てた内容で、自分でも頭の中では「およそこうだろうなぁ」と推測のつく基本的 リズムの解説。

が、しかし、全てが新たな体験と言ってもいい程今までの解釈が自分流であった事が分かる内容だった。細かな事をここで解説したらキリがないが、音の出し 方、フレーズのやりとりはもちろん、何よりもリズムのニュアンスの解釈が最も難しいのかなと...。6/8拍子と16beatの間に揺れ動くクセを頭の中 で解釈しようとしても意味が無く、あくまでそのリズムを絶対的に気持ちよく成立させるポイントの正解があるのだな(これが中々分からないのだが)と感じさ せられたのである。

たかが数時間の間に、長い歴史を背負ったリズムを体得できるハズも無く、その深さを思い知らされるのだが、そのテイストを体得して解説しようとする亀崎氏 の落ち着いた物腰に感銘を受けた。中々海外まで出かけるフットワークも衰えつつある自分としては、今後も機会があれば色々指南いただきたいな。

こと最近になってよく感じる事なのだが、リズムはもちろん音楽、踊り、全てが人と人との感性の紬会いで成り立つのだと...。これは当たり前の事なんだけれど、それをより深めていく事は面白くもあり、難しくもあり、道は長いなぁ。

2019年4月18日木曜日

タマネギ収穫

今年のタマネギの収穫が終わった。一見豊作に見える?

 ん〜、今年は残念ながら不作!例年ならこの時期までに半量は収穫できて出荷しているのに、今年は中々実が膨らまず、春先の寒さの影響もあるのかと思ってね ばってみたら、既に薹が立ち始めて実に芯が入ってしまうという失策。まあ自分の家で食べる分には問題無いんだが。

タマネギは今まで失敗も無く収穫してきただけにかなりショック! 昨年は豊作だった事もあって、うちのタマネギは美味しいとの評判までいただき、今年の出来を待ってくれていた人も居たほど。そこで作付けを増やしたものの、トホホ...。

野菜作りは自然相手、やはり何があるか分からない。あくまで素人仕事、田中脳炎?の試行錯誤は続くのでR。

2019年4月15日月曜日

リフレッシュライド

先週は菊地成孔&ペペトルメントアスカラールのリハーサルからビルボード大阪、名古屋ブルーノートとライヴツアー、そして昨夜のキーストンクラブ東京3周年記念ライヴで日本ジャズシーンのスーパーレジェンド達とのセッションと、慌ただしくも楽しい音楽週間だった。

で、ほぼ1週間ぶりのライド。昨夜ライヴ後、夜遅く南房総へ戻ると強い雨が...。雨は明け方まで降り続き、雲が晴れた昼過ぎスタート。雨上がりの空気は 透き通ってとにかく気持ちがいい。写真、海沿いから伊豆大島がクッキリと見える。1週間ぶりでも脚の調子も良くリフレッシュ、さて今週は農業週間か?

2019年3月31日日曜日

還暦記念ライヴ !?

なんとベーシストの山内薫さんが、こんなライヴを企画してくれました。

年が明けて「あー今年は亥年、いよいよ還暦だわぁ」とまだ漠然とした感覚だったのが、なんだか日に日に60年も生きて来たのかとじんわり心に迫ってくるものが…。

1959年生まれの僕は、昭和と平成をちょうど30年づつ生きたことになり、今年新元号に。またあと30年も生きれるのか分からないけど、確かに今年は一つの節目かなと。

自分から還暦を祝うライヴなど企画しないと思うだけに、こんな心遣いは嬉しい限り。ライヴ、リハーサル全てのブックを山内さんがやってくれました。友成さんと山内さんとのトリオでの演奏、久しぶりの顔合わせだけど気心知れた仲間、リラックスして楽しみたいな。

友田山トリオ「祝!還暦ミチアキーノ」Live
友成好宏 piano 山内薫 bass 田中倫明 perc.
2019 5月30日(木)@南青山マンダラ
open 18:30 start 19:30
charage ¥4,000 / 当日¥4,500

2019年3月26日火曜日

"Romantica con Piano" Live @中目黒「楽屋」

先日の"Conjunto Michaquino"ライヴの余韻が心に残りつつも、次回のライヴのお知らせを!

オリジナル曲中心に展開しているユニット"Romantica"の久しぶりのライヴ、前回に引き続きピアニスト野口茜ちゃんを迎え、フロントにはフルートの赤木りえさん。出来たら新曲を携えて挑みたいところ…。

"Romantica con Piano" Live @中目黒「楽屋」
5月27日(月曜日)Start : 19:30~ & 21:00~ 
Music charage : ¥3,500

野口茜 (Piano) 赤木りえ (Flute)
梶原順 (Guitar) 伊藤ハルトシ (Cello, Guitar) 
田中倫明 (Perc.) 

2019年3月25日月曜日

"Conjunto Michaquino" Live vol.5 終了! !

ライヴから一夜明けて今朝は心地よい疲労感。

忙しいメンバーのスケジュールをやりくりして実現した今回のライヴ。やはり集中力が高まる本番での皆の音の融け合い方が素晴らしく、とても充実した内容となった。

フロントにsaxの近藤和彦氏を迎えて思いの外ジャージーなサウンドが広がり、今までとはひと味違った”Conjunto Michaquino”を展開できたと思う。やはり「ライヴは楽しい」の一言に尽きるな。

そして付き合ってくれるメンバーはもちろん、会場へ足を運んでいただいたお客さんに感謝!今回はミュージシャンの友達も聴きに駆けつけてくれて嬉しいかぎり。35年前ライヴ展開をしていた時も多くののミュージシャンが聴きに来てくれていたことを思い出す。

回を重ねて色々な展開が生まれることで、イメージがより広がってくる。次のライヴは夏になるかな、今からもう楽しみである!

2019年3月21日木曜日

Conjunto Michaquino リハーサル

月曜日、菊池成孔&ぺぺトルメントアスカラール@ブルーノート東京の演奏の盛り上がりから、火曜、水曜と今度の日曜日のConjunto MIchaquinoのライヴに向けてのリハーサルで、3日間頭の中が音楽の事だけで一杯。

メンバーそれぞれが多忙なため、スケジュールの隙間を縫うも、今回は全員揃ってのリハーサルが出来ず、2日に分けて変則的編成でトライ。昨日はa.sax の近藤和彦氏とpf, bass, congaの4人で(写真撮り損なうw)、そして今日はtimbalの大儀見元氏の参加で写真の4人で!

普段ライヴの当日、本番前にリハーサルをさっと済ませて演奏する事も多いのだが、事前にリハーサルをする事で、今まで一緒に演奏した事のある曲でも、テンポ感や曲のニュアンス、細かなアレンジの詰め等、メンバーそれぞれの意識を伝え合う事で曲の面白味がグッと増して、より演奏を楽しむ事が出来る。短い時間ながらも充実したリハーサルとなった。

さて、当日はまだまだお席に余裕がある様子。よろしければこの機会に是非一度聴きにいらしてください!

“Conjunto MIchaquino” Live @キーストンクラブ東京
http://www.keystoneclub.tokyo/
3月24日(日曜日)open 18:30~ start 19:30
Charge ¥3,500.- (予約) ¥4,000.- (当日)
近藤和彦 a, s, sax 野口茜 piano 澁谷和利 bass
大儀見元 percussion 田中倫明 percussion

2019年3月6日水曜日

雨の菜花畑

3月に入って急に天候がぐづつきはじめた。天気が鈍い日に一気に確定申告を終わらせるも、また今日も朝から雨。これから一雨毎に暖かくなっていくのかな。

写真は家の周りをとりまく菜の花畑。実はこの一帯、去年まで雑草に覆われた耕作放棄地だった。昨秋、イノシシ対策として地域の人と行政の協力で一帯を草刈り。大型機械で土地を耕し、菜の花の種を一面に蒔いて、現在開花中という訳。雨の中でもこの花の色は鮮やかに網膜にしみ込んでくる。

見晴らしが良くなった分、イノシシの出没は少し減った気もするが、時折夜中数頭で現れることも。それでも一面放ったからしの枯れた雑草地より、人の手が加わって明るくなった畑を見ると元気になるな。

2019年2月25日月曜日

今年もやります "Conjunto Michaquino Live !!"

1ヶ月前には告知しようと思っていたのに、あっという間の2月のスピードにのまれ、既にライヴまで1ヶ月を切ってしまった (汗)。

"Conjunto Michaquino"リスタートライヴ第5弾!
@キーストンクラブ東京 

3月24日 (日曜日)
Open : 18:30 ~ Start : 19:30 ~
CHARGE:予約¥3,500 / 当日¥4,000
Tel : 03-6721-1723

MEMBER : 近藤和彦 a.sax. 野口茜 pf. 澁谷和利 b. 
        大儀見元 perc. 田中倫明 perc.

前回11月のライヴ、大儀見元氏をパーカッションの相方に迎えて大いに盛り上がった興奮をそのままに、今回はフロントにアルトサックスの近藤和彦氏を迎え、また熱い演奏を展開できたらと今からワクワク。サウンドは少しジャージーになるかな?

リスタート以来、回を重ねる度に演奏が充実して来て、果たしてどこまで行けるのか? と自分でも未知のスケールのラテンサウンドの実現を目指して、今回も張り切っていってみたいところ。是非、この機会をお聴き逃しなく!!


https://keystoneclub.tokyo/schedule/

2019年2月14日木曜日

やちむん

沖縄小旅行から戻ってから、南房総でも日中の最高気温が10℃を切る日が続いて寒〜い! ちなみに今日の最高気温は7℃。

沖縄へ行く度に必ず買って帰るのが「やちむん」。「やちむん」は「焼き物」を沖縄的に発音したものだが、沖縄で作られる陶器の事。

今回は読谷の「やちむん の里」まで足を伸ばしてみた。そこにははいくつかの登り窯があって、何人もの作家さんが工房を開いている。全く違った時間が流れていて、妙に心が落ち着く 感じ。若い時期にここを訪れたら、本気で陶芸をやっていたかも…、などと妄想を抱く程。

ゲットしたやちむんと少しの琉球ガラス器をテーブルに並べてみるとその一貫した風合いが美しい。眺めているだけで沖縄の余韻に浸っていられるな。

2019年2月11日月曜日

久しぶりの沖縄

毎年2月恒例、我が奥さまの休暇に合わせて小旅行。いつもこの時期にあえて雪深い北の国へ出掛けているのだが、なんと今年は沖縄へ!しかも寒波が関東を直撃するというタイミングの8〜10日の二泊三日。

沖縄、久高島での体験を題材に、約3年半前にリリースしたアルバム”ORACION”(祈り)。その取材旅行は5年程前だったか、それ以来の沖縄行。行きたい場所に行き、食べたいものを食べ、会いたい人に会うというその全てのミッションコンプリート!

 中でも5年前に久高島で会ったカミンチュ(神人)のオバァ、真栄田さんにCDを手渡すというのがメインの目的。真栄田さんにはその際、久高島の歴史、祈り の意味を教わり、禊(みそぎ)をしてもらい、貴重な体験をさせてもらった。その体験に触発されてアルバムは出来上がったのだ。その一曲目のタイトル は”KU-DA-KA”。

神の島と言われる久高島、人によっては行けるタイミングさえ限られるとさえ言われるが、今回は成り行き任せ、アポ無しで果たして真栄田さんに会えるかも分 からず敢行。全ての行程はギリギリだったがなんとか島に辿り着き、しかも港のあずまやで真栄田さんと遭遇。5年前のいきさつを話して無事CDを手渡す事が出来た。奇跡的な再会だったが、なんだか最初から会える気もしていたのが不思議。

旅の初日には20年来ダイビングで世話になった友人の店を訪れ、一緒に栄町に繰り出しディープな夜を過ごし、2日目の今日、久高島の後に「しゃかり」の千秋とかんなりさんと久しぶりの再会で、これまた深く楽しい時間を過ごしたのだった。ん〜、やっぱり沖縄好きだなぁ。

2019年2月2日土曜日

高橋松吉監督と走る月例ライド



 今日は高橋松吉監督と走る月例ライド!

朝から好天に恵まれ、しかもこの時期としては珍しく無風。最高のライド日和。

107km、3時間40分程。初顔合わせの方も居たけど、脚が揃ったとでも言おうかゆっくり先頭交代しながら良いペースで集中して走ることが出来た。

後半の山間部はキツい坂で千切れちゃったけど、その後もなんとか最後尾に食らいついてゴール。なんだか初めて集団走行の楽しさを感じられたような…。監督、そして一緒に走った皆さんのおかげ、お疲れ様でしたぁ!

2019年1月28日月曜日

民宿 jazz live @ 岩井

去る26日(土)、ピアノの野口茜ちゃんに誘って頂き、地元イベント「民宿 jazz live @ 岩井」でライブ演奏!

岩井海岸にはあらゆる合宿に利用できる大きな民宿があって、小さなホールが併設されている宿もある。グランドピアノがあったり、アマチュアのビッグバンドの利用も多いのだとか。

メンバーは茅野嘉亮(tp. ウクレレ)、野口茜(pf)のduoユニット"Something New" に僕が加わったトリオ編成。昨年も同じメンバーで子供向けのライブを近くの会場でやったのだが、今年は南房総観光協会の力添えもあって、都内から花摘みとライブをカップリングさせたツアーバスで乗りつけたお客さんと地元の人で会場は賑わった。

茜ちゃんは自分のバンドにも参加してもらって何度もライブをこなしているので、心置きなく音を紡いでいける。そこへ茅野くんが伸びやかにメロディーを奏でてくれて、ベースの居ない編成にもかかわらずそれぞれ自由に展開していくので、自ずと演奏は楽しく盛り上がっていく。

昼の時間のライブ、いろんなお客さんが集う中しっかり演奏を聴いて頂き、とても良い雰囲気でライブを締めくくれたように思う。主催の方からも「一年に一度ではなくて、もっとやりましょうか」と好評らしい。南房総、いろんな所で演奏する機会が増えるといいなぁ。

2019年1月25日金曜日

タイコ叩き

一日のうちで一番自分が解放される時間はやはりタイコを叩いてる時。ウォーミングアップ中、ゆっくり手が温まってくると同時に、何処からともなく心身共ににエネルギーが満ちて来て、意識は自然と音に集中する。逆に身体はリラックスして余計な力が抜け、益々のめり込んで行く感じ…。

加齢とともに冬場、血行障害から手のコンディションが厳しくなって、数年前まではこの季節は出来るだけ手を休める様にして来た。しかし状態は悪くなるばかり。そこで頭を切り替えて、2年程前から季節と関係無く毎日1〜2時間タイコを叩く様にしてみる。すると手の状態は徐々に良くなってきて、しかもこれだけ叩いていると、変な話だがこの歳になってもタイコの技術が伸びてくる。

考えてみれば、仕事で毎日の様に演奏していた頃は、現場の要求に応えつつ、その時持っているテクニックで出来るだけ集中した演奏をするばかり。確かに実践から学ぶ事は大きいが、楽器に対して個のテクニックを精査する時間が少なかったと最近になってつくづく思う。

実はロードバイクのトレーニングもしっかり演奏と繋がっていて、体幹筋を鍛えることでタイコを叩く腕の振りが楽になって、腕の重さを使って楽にパワーを生 み出せるようになる。不思議に手のダメージも減って音楽により集中する事ができるように。バイクトレーニングは心肺機能もアップして身体中の血行を促し、手の状態も良好にしてくれる。

しかし最初に書いた通り、タイコを叩く事で自分が解放されるという感覚が何より大きい。そのせいかギターを弾いて曲を書いたりする時間がない。というかそういう欲求が起きて来ない。これはこれで問題だけど、制作意欲は自然と湧いてくるものと捉えて焦らず、今はタイコの演奏に集中しようかと。

以前に比べたら人前で演奏する機会もグッと減っているのに、タイコを叩く時間は人生の中て今が一番多い様な。田舎暮らしのおかげでいつでも音を出せるというのも大きな要素で、今も都会に居たら気がつかなかったのかな? これは音楽の仕事とは関係無く、きっと死ぬまで続けるべき習慣なのだと思う今日この頃なのです。

2019年1月20日日曜日

イノシシ 2019

昨夜我が家の周りを親子連れのイノシシが何頭もウロウロしていたかと思ったら、朝一番「イノシシが罠にかかったよ〜、手伝いに来てっ!」とご近所さんからの電話。

そう、手伝いとは解体処理の事。これが二回目なんだが、今日は人手が無いらしく声がかかった。体長1m 体重30〜40kg くらい、二人での作業。今日はこの作業内容を書いてみるが、ヤバいという方はスルー願います!

最初手伝いに行った時は、どれだけグロテスクなものを見る作業なんだろうとビビっていたら、そんな事は無くいたって清潔。

写真の状態から先ず耳の近くの頸 動脈を切って血抜きをする(もちろんこれは経験のある猟師さんの仕事)。その後吊った足の足首からキレッキレのナイフで、出来るだけ薄く全身の皮を首まで剥いで行く。後は骨格の外側に付いている肉を背筋から剥ぎ取って行くのだが、肋骨の内側には触れないないので、最後まで内臓を見る事は無い。そして血抜き してあるので殆ど血を見ることも無いのでR。胴体の肉を採ったらあとは前足と後ろ足を外すのだが、これは思いのほか簡単。一番難しく時間がかかるのは肉を 切らずに薄く皮を剥ぐ作業か。

最後は畑の隅に穴掘って、残った部分を埋めておしまい。大地の恵みに感謝! 慣れない作業だが、これで2時間弱の作業。お手伝いのご褒美はもちろん取り分けた肉の一部。

亥年、年男だけど、干支のイメージとは全く違ったこの現実に向き合う日々は、いったいどうしたものか…。

2019年1月9日水曜日

菜花、出荷!

春はまだ少し先だが、南房総は都心よりちょっと温かい。

12月の気温が高めだったせいか、我が家では例年より早めの収穫。菜花はこの辺の特産品かな。

2019年1月7日月曜日

七草粥

正月七日、七草粥。

お正月モードを切り替えて、さあ今年は何から始めようか…。

2019年1月3日木曜日

洲崎神社へ初詣

お正月三が日、穏やかな好天に恵まれているここ南房総。元旦、2日と昼から飲んでグダグダと過ごして、すっかり緩んだ身体に刺激を入れるべく今日はひとっ走り、初ライド!

とにかく天気が良くて気持ちいいので海岸線を南下、千葉県突端(チーバくんのつま先辺り)にある洲崎神社で初詣。東京湾入り口を御手洗山中腹から見下ろす この神社、150段の階段を登って参拝するのだが、ロードバイクシューズで登り降りするのはちょっとキツい、が毎年の事。海まで降りると浜鳥居があって、正面に富士山が見える。(今日はあいにく雲がかかっていて見えず) 入り口にはサイクルラックもあって、この辺をツーリングするサイクリストには一押しのビューポイント!

体調もすこぶる良く、調子よくかっ飛ばして50km。ニューサドルで絶好調! 今年は少し頑張ってスピードを身に付けたいなぁ。

2019年1月1日火曜日

謹賀新年 2019

明けましておめでとうございます。

穏やかな一年でありますように!

本年もよろしくお願いいたします。