先日27日(土)は葉加瀬ツアー、郡山公演。当日移動がキツいため、前日に郡山入り!
公演当日午前中、ホテルでゆっくりしていると僕の楽器担当スタッフから電話が…。「ボンゴのロー側のチューニングが出来なくてトラブってます」と。ん〜、皮が破れたかな?
このボンゴ、LP社70年代のモデルで、僕がギリギリ10代の時に手に入れた楽器。少しずつ手を加えて、特にハイ側のヘッドは皮が薄く、テンションも強いため割と頻繁に交換してきたが、ロー側の皮はほとんどメンテせず多分30年以上張りっぱなしだったような。そもそも今までロー側の皮が破れて交換ということは一度も無かったのだが...。
会場へ早めに行って確かめてみると皮を巻いてあるリングに沿って皮が裂けてしまっている。ん〜、ダメだこりゃ!長い間、気温、湿度の変化に耐えてきたのだろう。しかし何故このタイミングで?
さて、郡山でボンゴヘッド置いてある楽器店はあるかな?と、駅近くの(多分郡山で一番大きい楽器店と思われる)島村楽器さんに聞いてみるが、残念ながら在庫は無いとの事。
半分諦めているとスタッフが、コンサート会場近くの"NEO"という楽器店にボンゴヘッドがある事を突き止めてくれた。このお店、最初自分で調べたところ、管楽器と弦楽器の専門店でボンゴヘッドは無いとみて連絡しなかったのだ。
果たしてこの旧型のボンゴにそのヘッドが装着できるか、実際に楽器に合わせてみないと分からない。そこで早速ボンゴ抱えてその楽器店へ!するとそこには本皮とプラスチックの2種類があって、プラスチック製ははフィットせず、本皮の方はマタドール社のものだが、なんとピッタリと合った!
この窮地の中、お店の方の対応は凄く親切で、もう神レベル。この事情を説明してしっかりお礼の気持ちを伝えてから現場へ戻り、しっかりチューニングしていい音がすると、この運命的な事の運びにしばし呆然😵💫
おかげで無事、郡山でのステージを乗り切る事が出来た。このヘッド、きっと僕よりも長生きするんだろうな。
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