2015年8月3日月曜日

夏の風物詩、「エビ網漁」解禁

エビ網漁解禁! 千倉の夏の風物詩、エビ網漁は毎年8月あたまに解禁される。漁師達は前日夕方に船を出して網をかける。それを翌日の夜明けにまた船を出して網を上げる。エビはいわゆる伊勢海老。房州で穫れれば房州海老と言いたいところだが・・・。初日の今日はご覧の通りの大漁だ。

このエビ網、網から海老をはずしたり、網にかかったサザエや外道の魚、海藻など全て網から取り除いて奇麗にする作業に近所の人達が集まる。僕もここへ越して来てから毎年この網掃除の手伝いをしている。だいたい2時間くらいの作業だが、皆世間話をしながらの仕事。この世間話こそが貴重な地域の情報源でもあり、そのために港に出かけていると言ってもいい。

しかし早起きは三文の得、手伝いの褒美に、掛かった魚や傷んでる海老など頂いて帰る。ちなみに今朝はカサゴ2尾、メジナ2尾、海老数尾といったところ。この漁がお盆前くらまで海況にもよるが毎日続く。家に帰って魚を捌いて、それをつまみにビール一杯飲んで二度寝、これまたエビ網の愉しみである。