蓋を開ければやはり全体が凄いボリューム!しかも今回はワン・パーカッションの事実にビビる。しかし殆ど演奏した事のある曲ばかり。サウンドは身体に馴染んでいるので構成を把握出来ればイケるかも…、と少し楽観。終わってみれば、体力的にも思ったよりイケて、今までの周年ライブの中で一番楽しめたかも。
ただACT2のミュージカル、僕の知らぬ間に角松はこんなものを作っていたのね〜。音楽はもちろん、脚本、演出まで全てひとりで納得いく様に作り上げてしまう。自分はリズムセクションのメンバー以外は殆ど初顔合わせの人ばかり。ステージの上だけでもざっと50人、それを陰で支えるスタッフは数えきれない程の大所帯だったけど、ラストの曲が近づくにつれ演奏しながら "全員一体となってこのストーリーを創り上げているんだ" と実感させられて、曲中にウルッとキタり…。これが今角松が目指すエンターテイメントなのかと、その執念とさえ思えるエネルギーに感服させられた次第。
最近よく、新たなものを創ろうという意識や気力は何処から湧いてくるのか?なんて考えたりしてたけど、考える前に何かにトライしてなきゃ何も生まれないのかな、なんて思わされたライブでした!