2023年12月5日火曜日

Percussion Magazine Volume09 ! !

2006年からリットーミュージックより不定期で出版されてきた”Percussion Magazine”、2013年のVolume07で一旦休刊となっていたが、なんと10年ぶりに復活。しかも年2回(夏、冬)の刊行になるという。


以前も何度か自分に関する記事を載せてもらい、取材、記事制作に協力してきたが、今回既に刊行された夏号Volume08に続く冬号Volume09に、自分のパーカッショニストとしての田舎生活ぶりを取材いただき、なんとカラー7ページに渡る記事となっている。


まだ暑い時期に編集長自ら我が家を尋ねてくれて、そのインタビューに訥々と気ままに話をした内容となっているが、このライフスタイルが少しでも伝わればと思う。

発売日は126日、今回は”アンサンブル”をテーマに、ベテランから若手パーカッショニストにまでスポット当てた内容で読みどころ満載。書店等で見かけた際には是非手に取っていただければ嬉しい限り。



2023年10月25日水曜日

南房総ジャズフェスティバル 2023

こちらもちょうど1ヶ月後、昨年初開催の「南房総ジャズフェスティバル」が今年も開催される。昨年のDay1はいくつかの会場に分かれて、それぞれアーティストのパフォーマンスが楽しめる形だったのが、今年は一箇所の会場「Hotel & Resorts MINAMIBOSO」にアーティストが集まってのステージ(有料)。Day2は昨年同様野島崎野外特設ステージにて無料で。


昨年は自分のユニットを率いての参加だったが、今年は葉加瀬ツアーを縫ってギリギリのスケジュールの中、山下達郎バンドで活躍中でもある宮里陽太氏のグループにゲストという形でDay1に参加します。豪華アーティストが南房総に集結します、お楽しみに!


詳細、チケットの購入はこちら

https://www.cm-boso.com/jazzfes2023.htm

 

2023年10月20日金曜日

ROMANTICA LIVE ! !

葉加瀬ツアー中ではありますが、“ROMANTICA Live” 5月開催以来、本年2度目のライヴを1ヶ月後に行います。


前回のメンバー、この時期多忙でスケジュール揃わず、今回は気心知れたギター、ベースの面々に加え、フロントにフルートの赤木りえさんを招いて4人編成でお届けします。リエさんとはライヴをご一緒するのも久しぶりでとても楽しみ!4人編成ながらエネルギッシュなサウンドが展開できるのでは…、と予感しております。


“Romantica Live @中目黒「楽屋」“

11月21日(火曜日) Open 18:30 Start 19:30 チャージ¥3,500

赤木りえ fl. 梶原順 gui. 西嶋徹 b. 田中倫明perc.

 

2023年9月5日火曜日

葉加瀬太郎ツアー、スタート! !

今年も葉加瀬太郎、秋のツアーが始まる。


8月末からリハーサルがスタート、自分的には夏休みが明けてからの久々の現場という感じ。普段楽器の練習は欠かさずにしていても、アンサンブルの中で演奏する感覚は別物で、久しぶりのイヤモニからの音場、音響に慣れるのに少し時間がかかってしまう。しかし日に日に感覚を取り戻しつつ、徐々に演奏を楽しめるようになってきたかな。


連日のリハーサルの為に去年まではホテルに連泊していたが、今年は南房総から毎日スタジオまで車で通っている。加齢による移動や演奏の疲れもあるけれど、家で眠った方が圧倒的に身体が休まって体調は良い。


コロナ禍の始まった2020年にスタートした今のメンバーでのツアー、今年で4年目になる。気心知れた仲間と今年も全国を回るのだが、ここへきてコロナに対する規制も緩くなって果たしてどんなツアーになるのやら。とにかく健康第一で年末までを乗り切りたい!

 

2023年7月10日月曜日

4年ぶりの”祭り”

7月8、9日開催の千倉町のお祭りが終了、コロナ禍で4年ぶりの開催となった。我が区は9日(日曜日)のみの開催で、午後3時から山車の引き回し、からの七浦地区3区合同祭でフィナーレ!


この地へ移住して既に17年が経過、地域に溶け込む一番大きなキッカケとなったのがこの地域のお祭りである。我が区には三番叟伝統保存会があって、引っ越したばかりの自分は太鼓が叩けるということで保存会に誘われて鼓を担当。子供による三番叟の舞の奉納が祭りのオープニングとなるのだが、残念ながら近年子供の数が揃わず今回も見送りとなった。




当時はこの三番叟の舞が終わってから神輿隊に加わって地区の家々をまわり、そこでお酒や料理を振るまわれたりと、地域の人達との交流が深まっていったという印象。三番叟の準備だけで2週間、その毎夜が宴会で、祭りに向かう高揚感が徐々に盛り上がり、2日間の神輿担ぎからラストの山車の引き回しと、今思うとどこにそんな体力があったのかと思うほどタフな内容だった。しかし祭りならではの一体感からアドレナリンが出て完全燃焼、祭りが終わるともぬけの殻状態。


現在は人が減っている事もあって神輿も無くなり、青年会主導の山車の引き回しがメインとなって体力的には楽だけれど、ちょっと寂しい感も…。ただ4年ぶりの開催とあって長く顔を合わせて話をしていない人達と久しぶりの会話が楽しく、改めて地域の人たちの繋がりに祭りは欠かせないと実感した。


祭りの準備をしてくれた青年会の皆様、大変お疲れ様でした。

 

2023年7月2日日曜日

ニュー草刈機

久しぶりの投稿。

6月に入る頃から10月いっぱいくらいまで、家の周りや畑の雑草との戦いが始まる。ぐずついた梅雨空から一転、今日は朝から青空が広がり気分も上がってアクティブに、いざ草刈りっ⁉︎


写真の2台の草刈機、左がTANAKA製で2005年に購入。なんと18年も元気に動いてきたがこのところ刃の回転が重くなって修理しようかと思いきや、聞くとこの会社は既に無く、修理パーツもこの春に完全に供給が終了したとのこと。まあ長年十分に活躍してくれたので、ここで新品(右側)を購入し本日デビュー‼︎


メーカーはショップお薦めのMaruyama製、見た目、構造は殆ど変わらないが、いざ使ってみると微妙に使い勝手が違って、ストラップやハンドル等のセッティングを整えながらの作業となった。そうストラップは以前から使ってきたFenderギターストラップで。午前中1時間半ほどの作業をするが、どうやら前後の重さのバランスが違う様で腕が痛くなったが、まあしばらく使っているうち慣れてしまうのかな。


これから夏場は雑草の勢いが凄く、ひたすら草刈りに追われる感じなのだが、近所のじいちゃん、ばあちゃんの畑が草ひとつ生やさず綺麗にしているのを見ては、つい頭が下がってしまうのでR

 

2023年5月24日水曜日

”ROMANTICA"ライヴ終了 ! !

“ROMANTICA“、3年ぶりとなるホームグラウンド中目黒「楽屋」でのライヴ。長いブランク明けで、果たして聴きに来てくれる人がいるだろうかと不安もあったけれど、なんとテーブルが全て埋まるほど沢山の方々に来ていただき嬉しい限り。そして素晴らしいメンバーとの音での会話も弾んで、とても楽しいライヴとなった。


久しぶりに頭と身体全てを消耗させた感じだけれど、このやり切った感が気持ちいい。「楽屋」は小さな空間だが自分の音楽を曝け出す大事な場所。マイペースではあるけれど、定期的にライヴをやっていこうと思う。

 

2023年4月22日土曜日

ソラマメ 2023

ここ南房総はソラマメの栽培が盛んで、この時期どこの畑でも青々と大きく育つソラマメを目にする事ができる。しかし今年は少し様子が違って、苗が大きく育つ前に葉や茎が黄色くなって立ち枯れてしまっている畑を多く見かけた。近くの農家さんからも「今年は不作だよ〜!」という声を多く聞き、どうやらマーケットでの値段も上がっていると言う。


我が家はというと、昨年秋に種苗店へ苗を買いに行くと、例年に無い苗不足で2週間ほど待たされてからの遅い植え付けで、苗の成長も心配になるくらい遅かったけれど、3月に入った辺りから急成長。その後、春の強風にさらされて倒れてしまった株もあるけれど、なんとかここへ来て収穫にこぎつけた。ただ大きく育った中にも葉が黄色くなって実を受けない株もいくつかあって、収穫量は例年の3分の2くらいか。この不調の原因は誰に聞いても分からない。


しかし、我が家のソラマメは有機栽培のおかげか、マーケットで売られているものより粒が小ぶりなのだが、豆自体は柔らかく甘味があって美味しいと自負している。ソラマメの収穫の時期を迎えると、いよいよ夏野菜の土づくりが始まり農繁期に入っていく。

 

2023年4月15日土曜日

ブレッド&バター with 湘南フレンズ 2023

2007年のライヴ以来の再会となったブレッド&バターとこのメンバー、3月の横浜に続いて4月13日の大阪でのライヴ。今回はこの2回のみのギグだったが、気心知れたメンバーととても楽しく演奏する事ができた。


1980年に湘南で集まったこのメンバー、自分にとってはプロミュージシャンとしてのキャリアの始まりで、まだ右も左も分からないまま余裕も無く、ただ一生懸命演奏していただけで、どんな演奏をしていたのか具体的な記憶が無い。

しかし40年以上経った今、また一緒に演奏出来ている事も驚きだけれど、今だからこそメンバーそれぞれの音の個性を感じる事ができたり、コミュニケーション全てが新鮮に感じられて、凄く嬉しい気持ちになった。そしてステージの回数が増す度に充実してくるサウンド、あと何回か演奏したかったなぁ。

とにかくまた皆一緒に元気よくライヴできる日が楽しみである。

 

2023年4月10日月曜日

"ROMANTICA Live @中目黒「楽屋」”

今週4月13日(木曜日)は先日Billboad横浜で行われた”Breads&Butter with Shonan Friends”の第二弾がBillboad 大阪にて開催されます。お近くの方、是非お見逃しなく! !


そして少し先になりますが、コロナ禍中活動を控えていた我がユニット”ROMANTICA”、昨年11月に地元南房総で行われたジャズフェス「みなジャズ」にて久しぶりのパフォーマンスをお届けしましたが、その時と同じメンバーで、まさにホームグラウンドとも言うべき中目黒「楽屋」にて、なんと3年半ぶりのライヴ開催です!久しぶりのRomanticaサウンド、お楽しみに〜 ! !


“ROMANTICA LIVE @中目黒「楽屋」

2023年5月22日(月曜日)

OPEN / 18:30  START / 19:30〜 

ミュージックチャージ : 3,850円

メンバー: 梶谷裕子(Vn) 早川純(Bandoneon)

梶原順(G) 西嶋徹(B) 田中倫明(Perc)

 

2023年3月18日土曜日

”ブレッド&バター with 湘南フレンズ” Live @ billboard Yokohama


間際のお知らせになってしまうけれど、明日19日(日曜日)はこれ!

”ブレッド&バター with 湘南フレンズ” Live @ billboard Yokohama 


僕がプロのミュージシャンとして初めて関わったアーティストがブレッド&バターなのだが、なんと当時のメンバー、鳥山雄司氏、美久月千晴氏と共に今回のライヴをサポート。当時自分はまだ学生で19歳、パーカッションは誰に教わる事無く、全くの自己流で好きなように叩いていただけ。知り合いの紹介でオーディションを受けていきなりメンバーに採用されるという…。キャリアのスタートと言うより、プロミュージシャンとしての勉強のスタート点だったのかな。


その後、いろんな人、仕事に巡り合い経験を積んで行くわけだけれど、この時ブレバタからミュージシャンとしての大事な心構えを教わった気が今もしていて、最初の仕事がブレバタだった事は、これまでの音楽生活の中でも特別な経験だったと思う。そして当時既に幅広く活動していた鳥山雄司氏が数多くのミュージシャンを紹介してくれた事も、自分の音楽観を広げていく大きなキッカケとなった。


さて、今回のライヴでは懐かしい曲が沢山、先日のリハーサルではつい想い出話に花が咲いて?、あっという間にリハーサル終了(汗)。明日はとにかく久しぶりのブレバタサウンドを皆んなで楽しんで演奏したいと思う!

2023年2月20日月曜日

エアウィーブ導入 ! !

今年に入ってからツアー中の運動不足を解消しようとまたチャリのトレーニング量を普段のペースに戻すも中々調子が戻らない。まあ冬季ということもあるけど、加齢のせいか以前と同じ強度で運動しようとしても思い通りに行かない感じ…。
しかも今月に入った辺りから臀筋、腰回りから背中にかけての筋肉疲労が蓄積して、休んでいる日も腰回り中心に怠さや痛みが抜けなかったり。

そんなタイミングで先日北陸の温泉の旅へ出かけた。たまたま最初の宿のベッドにエアウィーブのマットが備えられていて、一晩で腰回りの疲労がグッと解消され、とにかく良く眠れる。でもまあ、温泉効果が大きいのかな?なんて思いながらまた家へ戻ってトレーニング再開するも、また腰回りの疲労がぶり返す。

そこであのエアウィーブ効果?を思い出して寝具を見直してみようかと。今までもベッドのマットを硬いものに替えたり、試行錯誤した時期があって、“トゥルースリーパー“や“エアウィーブ“等評判の寝具を使ってみようとも思ったけれど、値段も決して安くは無いし、家具売り場にあっても実際眠ってみないとわからな〜い、と敬遠してきた。そこで今回の経験から思い切って“エアウィーブ“を購入! !

さて、商品到着から既に3晩が経ってその効果にビックリしているところ。日に日に腰回りの怠さが抜けて、目覚めた時に全身がスッキリしている。運動で使った筋肉の疲労はあるけれど、腰回りの鈍痛は分離して抜けた様な感覚。そして寝返りを打つ回数が少なくなって、眠りも深く良く眠れる。何だか暫く夜眠りにつくのが楽しみになる感じ。

ちなみに自分は高反発の20cmくらいの厚さのスプリングのマットレスの上に写真のエアウィーブマットを敷いて寝ている。自分の運動量を考えると、誰にも向くかどうかはわからないけれど参考になれば…。また暫く使ってみて調子の良し悪しなどレポートしてみようかと。

2023年2月3日金曜日

譜面制作ソフト "SIBELIUS"

 なんともう2月突入! 久しぶりの投稿。

昨年11月末に行われた”南房総 jazz fes”、フェス参加で自分のバンドの演奏が3年ぶりのパフォーマンスとなった。その際、メンバーに渡すべく選曲した譜面を整理してみると、中には随分と読みにくい譜面もあって、気合い入れて書き直してみたり…。

その頃ちょうど葉加瀬ツアー中で、メンバーの中には手書きで綺麗な譜面を書く人もいれば、PCで譜面を作成する人もいて、色々と参考になる意見を聞くことができた。自分は手書きの譜面にこだわってきて、「PCソフトの譜面って表情がないな」なんて勝手に思い込みながらも、実際現場でソフトで作られた譜面が綺麗にプリントアウトされたものが読みやすいのは十も承知。

そこで実際にPC上でソフトで書かれた譜面を見せてもらうと、整然としているのは当たり前だけど、なんと譜面に書いた音に楽器の音(デジタル音源)を割り当てて、デモ演奏まで出来る事にビックリ。要は曲のアレンジもプレイバックしながら試行錯誤できるという事か?…なんて。

何だか急にワクワクしてきて年末に先ずMacBook Proをゲット。そして年明け直ぐに譜面ソフト”Sibelius”もお買い上げ〜。さてソフトをNew PCにインストールしようかというタイミングで新型MacBookの発表があって(なんと本日発売)ちょっと凹んだものの、まあ欲しいタイミングが大事と気を取り直し、只今ソフトと奮闘中。

先ずは手元にある自分のオリジナル曲を片っ端からソフトに入力して使い方を覚えてしまおうかと。すると今までバンドで使ってきた譜面が読みにくい上、誤記も多数。メンバー皆、譜面になんの物言いもなく、あんなに素晴らしい演奏をいつも繰り広げてくれていたのかと猛省する始末。しかもソフトにメロディーを打ち込んでプレイバックしてみた先から、また直ぐに間違いに気がつくという。

とにかくソフトはとても優秀で、譜面制作に不可能な案件は見つからないくらい。まだマニュアルと睨めっこ状態だけど、今後の創作活動に活かせるまで使い込んでみよう!

2023年1月4日水曜日

2023年 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

大晦日の葉加瀬ツアー千秋楽、高松公演終演後そのまま高松ステイで年越し。正月三が日を瀬戸内海にある直島で過ごす。随分以前からアートの島として直島を知ってはいたが、実際に訪れてみて期待以上の時間を過ごすことができた。

自然に溶け込んで建つ美術館、そこに直結する宿泊施設、その建築自体もアート。島中に散在するアート作品には意表を突いてくるものもあるが、知らぬ間にその空間に吸い込まれてしまう。不思議にそれぞれが押し付けがましく無い。

穏やかな瀬戸内の海に面した自然の前に感性までニュートラルになるのか、あらゆる作品を“直感“できるから”直島“と呼ぶんじゃないかと思ったり...。

また、宿泊客には外国からの人がとても多く、何処でこの場所を知ったんだろうか?と思ってしまう。それだけにホスピタリティも素晴らしくなんとも居心地が良い。
年末までの密なスケジュールからのニューイヤーホリデー、楽しく過ごすことができた。また行きたいなぁ、直島!!