2013年6月27日木曜日

パーカッションレクチャー

今日は館山にある船方小学校でパーカッションのレクチャー。といっても小学生にレクチャーするのではなく、その父兄さん達を相手に。館山市では家庭教育学級という名目で年に何度かこのようなイヴェントを行っているようで、今回は僕にご指名があったという次第。前回は館山北条幼稚園の父兄さん向けのレクチャーをしたので、その流れからか。

父兄の方といっても殆どが生徒のお母さんで、まだ若い人ばかり。そのせいか僕らの世代より元々のリズム感がいい。ラテンのリズムを説明したあと、アフリカのリズム、ブラジルのリズムとみんなに参加してもらいアンサンブルを作っていく。最初は皆遠慮がちでなかなか合奏に参加してくれようとしないのだが、一人、二人と楽器を手にしていくうちに音のコミュミケーションが始まる。

音楽は言葉を必要としないコミュニケーションだけに、知らない人同士も気楽にその輪に入る事ができる。特に打楽器は単純に音が出るので取り付き易いと思う。徐々にアンサンブルが出来上がってくるとみんなの顔もリラックスして次第と笑顔になる。参加者も20名程だったので、全員に参加していただいた。アフリカチームとブラジルチームに別けてレクチャー、それぞれリズムが出来上がったところで最後に全員で大合奏。

レクチャーで楽器に触れる事とはまた別に、お母さん同士みな横のつながりがあるという訳ではなく、こういう場はみんなの顔を知る意味でも貴重な時間なのかもしれない。好奇心いっぱいの子供達に楽器を教えるのとはまた違った意味があるのかと。短い時間ではあったが、普段身近に無い音空間の提供と地域の人達の結びつきに一役買えたかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿