2016年1月28日木曜日

新春の祭典

昨日27日は我が区の諏訪神社で新年の祭典、そして今日は近隣区の高塚山不動尊の祭典。

昨日は式の役員である三番叟保存会代表の欠席により、代表代理として初めてこの祭典に参加した。

新年の祭典では区の主要な役を勤める人が集まり、宮司さんの祝詞、巫女舞い、玉串奉納、そして湯立てと祭事があり、五穀豊穣、大漁祈願など一年の安泰を祈 る。夏のお祭りとは違って静かに粛々ととり行われ、ラストの「湯立て」にはにわかに区民が集まって式典は終了する。その後「宴」が設けられ、夜には青年会 の新年会へと流れ、その後漁師さんのお宅へお邪魔して酒宴は続き、夜は更けていくのであった。

そもそも僕のような町の新参者がこの様な重要な祭典に参加させていただく機会などあるはず無いのだが、祭典が平日だという事もあって急遽代役を勤めさせていただき、おかげで貴重な体験をさせていただいた。夏のお祭り同様、地域の人達との結びつきを強く持てるチャンスでもあり、田舎ならではの良き風情を充分に感じる機会でもあった。

さて、そして今朝6時半に集合して神社の幟を降ろす作業の後、有志が集まって高塚山不動尊の祭典に合わせて高塚山登山に出掛ける。我が区から山道を登り始め、稜線を伝って高塚山頂上(216m)へ。もともと高塚山不動尊はこの山頂にあったのだが、その参道が長く険しいので今は山の麓に不動尊は移されている。

高塚山頂上は太平洋に向かって見晴らしが良く、普段ぶらりと散策することもあるのだが、今日は天気もよく暖かくて頂上からの展望が気持ちよい。そして不動尊のある二つ隣の区へと下山、山門の近くには屋台も出て、のどかな田舎のお祭りの風景に色を添えていた。家に戻るとちょうどお昼となった。しかしこの二日間、祭典にはもってこいの好天にめぐまれた。今年はなにかいいことがあるかな。

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