2016年4月4日月曜日

春キャベツ、旨いっ!

昨年秋、ご近所さんからキャベツの苗を10株ほどいただいて植え付けた。この時期になってやっと結球し始めた「春キャベツ」。冬キャベツと春キャベツの違いは文字通りそれぞれの季節に結球するのだが、冬キャベツは夏に仕込み、春キャベツは秋に仕込む。冬キャベツは葉がギッシリ詰まって結球して重たいのに比べて、春キャベツは葉の重なり方もゆるく軽い。ちょうどこの時期、マーケットには冬キャベツと春キャベツが混在することも。

この春キャベツ、有機無農薬で作るのが難しいと言われる理由が、春先から虫達の活動が活発になり葉を食い始めるからである。我が家ではこの虫も放ったらかし。写真でも少し虫の食った後に穴があいているのが見える。しかし土がしっかりしていれば、キャベツの成育の勢いが勝って結球する。我が家では10株中5株がなんとか食べれる状態に。一般の生産農家の春キャベツはほとんど農薬が使われていると思っていい。そこで、もしマーケットで無農薬を謳った春キャベツを見つけたら是非賞味していただきたい。普通に売られているキャベツとは味に格段の差があるハズ。とにかく甘みが強く、ポトフや鍋に入れればそれだけで出汁に甘みが加わり、キャベツの概念が崩れるほどである。見てくれがどんなに悪くても、味は格別である。

2 件のコメント:

  1. 秋田の田中より2016年4月5日 9:40

    立派なキャベツです!!
    キャベツは野菜の中でも虫がつきやすく、無農薬での栽培はもう虫覚悟になってしまいますよね。よくミミズが入っていたりもします! それだけ美味しい証拠なのでしょうけど!!!

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    1. 大きさはいまひとつなんですが、虫も旨いものを知ってるってのか?と思うほど美味しいです。

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