2016年4月11日月曜日

春の味覚「筍」

毎年この時期、マーケットに並び出しても買わず、ご近所数軒から頂くタケノコを待ちわびてしまうようになった。

そして今朝いちばん、届けてもらった掘りたての巨大タケノコ。やはり今年はイノシシが先に掘り返していて数が少ないのだという。タケノコのこの姿こそまるでイノシシそのものを想起させれれる。

これだけ大きいと捌いてアク抜き処理をするのもなかなか大変な作業、出刃包丁でも刃が立たない。我が家では圧力鍋に唐辛子、糠を一緒に入れてアク抜きするのだが、これだけ大きいといっぺんには鍋に入らず数回に分けて作業するようだ。

しかしタケノコはこの手間をかけてこそ、煮付け、炒め物、ステーキ、筍ご飯等々、料理のバリエーションも多く、自分も大好物、春に欠かせない味覚のひとつである。

2 件のコメント:

  1. 昨日、今年初めての筍を食べました。やっぱり旬のものはいいですね~。あの独特の香りとえぐい感じが旬ならでは。(「えぐい」ってわかりますよね。若者言葉のあのエグイではありませんよ)
    子どもの頃住んでいた家には、裏庭に竹藪があって、今頃の季節、頭をちょこっと出した筍を見つけた時の喜びは忘れられません。ほんとにちょこっとでないと、すぐ見つけられる程伸びてるものは固いんですよ。先っちょがちょっと出ただけの筍を掘り出すのは結構大変な作業でしたが、大きなスコップでせっせと掘っていた記憶があります。まだしばらくは、この旬の筍が楽しめますね。
    スーパーにはこれも大好きな枇杷がもう出ていました。

    返信削除
    返信
    1. いやぁ、柔らかい筍を食べるとホントに春だなぁ〜と感じます。そうあのえぐみがたまりませんね。
      枇杷、もう出てるんですね。今朝のこちらの新聞に枇杷の記事が載っていて、枇杷はツボミのうちは耐寒性があるらしいのですが、幼果になると気温-3℃以下が4時間続くと凍死してしまうそう。大産地の長崎では1月下旬の寒波で-3℃以下が15時間以上続いたことで、露地栽培の枇杷の9割が凍死という被害が出たとききました。房州ではいま袋掛けをしているところ、うちの枇杷の木にも実がついています。

      削除