2019年1月20日日曜日

イノシシ 2019

昨夜我が家の周りを親子連れのイノシシが何頭もウロウロしていたかと思ったら、朝一番「イノシシが罠にかかったよ〜、手伝いに来てっ!」とご近所さんからの電話。

そう、手伝いとは解体処理の事。これが二回目なんだが、今日は人手が無いらしく声がかかった。体長1m 体重30〜40kg くらい、二人での作業。今日はこの作業内容を書いてみるが、ヤバいという方はスルー願います!

最初手伝いに行った時は、どれだけグロテスクなものを見る作業なんだろうとビビっていたら、そんな事は無くいたって清潔。

写真の状態から先ず耳の近くの頸 動脈を切って血抜きをする(もちろんこれは経験のある猟師さんの仕事)。その後吊った足の足首からキレッキレのナイフで、出来るだけ薄く全身の皮を首まで剥いで行く。後は骨格の外側に付いている肉を背筋から剥ぎ取って行くのだが、肋骨の内側には触れないないので、最後まで内臓を見る事は無い。そして血抜き してあるので殆ど血を見ることも無いのでR。胴体の肉を採ったらあとは前足と後ろ足を外すのだが、これは思いのほか簡単。一番難しく時間がかかるのは肉を 切らずに薄く皮を剥ぐ作業か。

最後は畑の隅に穴掘って、残った部分を埋めておしまい。大地の恵みに感謝! 慣れない作業だが、これで2時間弱の作業。お手伝いのご褒美はもちろん取り分けた肉の一部。

亥年、年男だけど、干支のイメージとは全く違ったこの現実に向き合う日々は、いったいどうしたものか…。

0 件のコメント:

コメントを投稿