2013年7月16日火曜日

祭、終了

 週末、天候にも恵まれ千倉町の祭礼は例年通り執り行われた。地区ごとに青年会が主催する祭は前述した通り、2週間程前から準備も本格的になり、毎夜三番叟、お囃子の稽古、そして飲み会の回数も増え徐々に祭ムードは高まりながら本番を迎える。人手不足は各区かかえる問題だが、この時期だけ町を離れている家族が戻ってくる家庭も多く、当日は町全体がにわかに賑やかになる。

 
我が区では祭の始めに三番叟の奉納があって、その後山車の曳き回しと神輿グループに別れて町へ繰り出す。今年は2日間とも三番叟の演奏に携わりながら、担ぎ手の少なくなった神輿を手伝った。

山車は青年が中心となり多くの区民が参加して町中をゆっくりと曳き回し、子供達も山車のタイコをたたいたり、休憩場所では女性陣が踊りを踊ったりと区民全体で祭を楽しむ。

 一方、我が区の神輿は子供神輿と呼ばれる小さな神輿。子供が少なくなった今、神輿は壮年主催で女性陣を巻き込み少人数で、各家の軒先へ出向いて神輿を揉んでは寄付をいただきながら区全体を練り歩く。数件の軒先ではお酒やつまみ、食事なども振る舞われ、普段歩かない家並みを巡りながら地域の情緒をふんだんに感じることができる。が、写真を見てもおわかりの通り「えっ祭?」というくらい小ぢんまりした神輿の風景、それでも男数名で担いでみればかなりの重さ。これを一日中担げば肩、腰と身体の負担も大きく、気合いを入れてみるものの二日間で身体はかなりボロボロとなる。

最終日の夜は隣接区との合同祭となり山車を広く曳き回し、一カ所に集合して祭のピークを迎える。まあこの頃には身体の疲れもピークなのだが。それでも打ち上げの宴会は深夜まで続き、翌朝には片付けが待っている。今年は月曜日が祭日だったため、仕事が休みの関係者も多く午前中には片付き、町はいつもの風景へ戻る。そして夜には花納め。祭の収支報告や反省会の主旨でまたも宴会となり、いよいよ祭も終了となる。

祭の内容は毎年同じように繰り返されるのだが、人の関わり方は年々変化していて、祭の雰囲気は年ごとによって変わってくる。今年は青年部の若い衆がパワーアップしていて、祭終盤に大変盛り上がった。これは人口が減少していく町の中でとても心強いことで、今後の我が区の明るい未来を期待させてくれて、今年の祭の大きなポイントに思えた。

連日の準備から祭当日と慌ただしく、飲み過ぎも加えてすっかり身体も疲れてブログのアップもままならないほどだったが、また日常へと戻れば、祭の出来事は一年の大きなアクセントになっていると感じるのである。

4 件のコメント:

  1. 倫明さん、祭りお疲れ様でした。
    三番叟、神輿担ぎと八面六臂の活躍だったんでしょうね。
    神輿を担ぐ倫明さん好い顔してます。
    後ろで大団扇を扇いでいるのはかつらさんかな。

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  2. この写真は我が家に入る神輿の姿。
    撮影者は私…かつらです(残念ながら映っていません)
    その手前までは神輿を担いでいました。
    まだ筋肉疲労と、終わった脱力感が続いています。

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  3. やっちゃん2013年7月19日 19:25

    たなかさん今年もまっちお疲れ様でした!!

    去年よりかは幾分か涼しかったですね♪

    また来年も人が少ないけど、じゃんじゃん盛り上げていきましょう!!!

    来年もよろしくお願いしますね!

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  4. Michiaki Tanaka2013年7月20日 0:30

    お疲れさまですお〜っ!

    まだまだ疲れがとれない感じだけど、ますます盛り上げないとね〜。

    来年は神輿にも顔出してね!

    こちらこそ末永〜く、よろしくお願いしまっ〜す。

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