さて、ちょっと話は変わって、僕の住んでいる千倉町南部の七浦地区には七浦小学校がある。何度かここの子供達にパーカッションのレクチャーなどしてきたが、千倉町の片隅にこんな素敵な校舎の学校があるのかとビックリ、その敷地にある校舎の中庭には階段状になったテラスがあって、音の響きといいロケーションといい、とてもいいスペースなのでいつかここでライブなど出来ないものかと思っていた。
ところが、千倉町全体、少子高齢化の傾向は強く、子供達の数は減るばかり。南房総市の方針で、来春千倉町にある小学校が一つに統合されることに決まった。聞けば七浦小学校は140年にも及ぶ歴史があるという。しかし七浦の子供達は町の中心部にある学校へ通う事になり、ついに七浦小学校は閉校となる。これまで校長先生とは「機会があれば是非何かやりましょう!」と話をしてきたのだが、なかなか実現できずにいたところ、この閉校を記念した行事をいくつかやるので、そのイヴェントで是非演奏をと相談され半年程前から準備しつつ、ついに実現することに。閉校はなんとも寂しい事なのだが、ここへ通っている子供達に少しでも心に残るイヴェントにしたいと協力を申し出た。
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演奏に興奮して踊り出す幼稚園児達 |
空撮後の中庭での音楽会では、併設されている幼稚園児も参加。合唱やお遊戯、そして大人も交じって千倉音頭の三味線の合奏など、それはそれは子供達の可愛い心温まるパフォーマンスで会場も和やかなムードに包まれる。そして僕らの演奏も子供達向けに「アンパンマンのマーチ」や「となりのトトロのテーマ」などラテンにアレンジして披露。徐々に盛り上がる演奏に子供達は興奮気味で自然と踊りだす。そしてハモニカの八木さんのソロパフォーマンスに会場も大喝采。最後にはラテンナンバーで大人も子供も踊って盛り上がりイヴェントを締めくくった。
七浦に住んで8年目ともなると、移り住んだ当初、この学校の生徒だった子も既に高校生になっていたり、地域に根付くよう生活していると子供の成長がよく見える。学校を尋ねるといつも子供達は大きな声で挨拶をしてくれるし、七浦の子供達はみな明るく元気でいい子が多いと思う。それにはのびのび通える学校があるからだろう。自分でも子供の時にこんな小学校があれば良かったなぁ、なんて思ってしまう。
私見だが、七浦小学校は千倉町で一番環境の良い学校だと思っている。他の学区の人々はこの小学校を見た事も無い訳で、市の方針とは言え、住民の多い地区の学校に統合を決めてしまうのは大人の勝手ではないのか?本当に子供に夢を与える教育を考えるならば、千倉町民全ての人が全ての学校を見て、子供達がのびのび育てる環境とは果たしてどんなものなのかをもっと議論すべきだったのではないかと、よそ者ながらこのイヴェントを通して考えさせられたのだった。
秋田の田中です。心温まる小学校でのイベント、感動します!先日、私が卒業した中学校も、鳳(おおとり)という非常に珍しい名前の中学校で誇りに思っていたのですが、統合であっさり西中学校になりました。その名称に、なんだかとてもガッカリしてしまいました。統合なので、他の中学校の事情もあるとは思いますが…。そういうのを決める人って、画一的にしか発想できないのかもしれません。
返信削除「七浦フェスティバル」、とてもごきげんでした。同行した、普段は音楽など聴かない父も楽しんでいました。
返信削除小学生のダンサーたちは田中さんのソロになると、踊りを止めて田中さんの周りで人垣を作って見ているのが印象に残りました。
千倉でのライヴ、七浦フェスティバル行きたかったなあ・・・。素晴らしい音楽と雰囲気、想像できます。
返信削除私は屋久島に行っていましたが、あの自然の中で悠久の時の流れを感じ、島の人たちのゆったりとしたおおらかな人柄に接し、益々今の「ゆとり教育」って一体何を指して「ゆとり」というのだろうと思わされました。
少子化に伴っての学校の統合は仕方のない事とは思いますが、住民の意見がどれだけ反映されているか疑問ですね。本当に子どもは「のびのび」育ってほしいと思います。
みなさん、コメントありがとうございます。学校統合、難しい問題ではありますが、子供達に友達が増えるというメリットもありますね。自由な発想を持って強く生きて行ける大人に育って欲しいと思います。
返信削除"Papa Boogaloo"、とてもいいサウンドをしているので、ロマンチカとは別に活動を展開させていきたいと思い始めました。秋田の仲間にも聞いて欲しい、いや全国展開かな、やっぱり。