2014年3月14日金曜日

作戦会議?

ちょうど一ヶ月後に予定しているRomanticaのライヴ、今回は "with Strings" がテーマでいつものトリオにヴァイオリンとヴィオラが参加する編成。ヴァイオリンは梶谷裕子さん、ヴィオラは田中景子さん、そしてチェロはムシクンこと橋本歩ちゃんである。

普通ならアレンジをする人(俺だろっ?)がストリングスの譜面を書いて、パート譜に分け弾いてもらうのだが、この3人にお願いするとちょっと違う音作りとなる。というのも、今回はチェロの歩ちゃんがリーダーシップをとって今回のライヴのアレンジに協力してくれるということで、このメンバーに声をかけてくれたのだが、まあ僕にいきなり三重奏のアレンジはできるわけもなく、歩ちゃん曰く「このメンバーだったら、リハーサルしながらアレンジしていけるので・・・」と。

で、スケジュール調整まで任せておいたら、「みちあきさんの家でやりましょう!、で、宴会もねっ!」という運びに。どうやらこのメンバー、よく一緒に仕事もしているらしいのだが、良き飲み友達でもあるとのこと。だったら話は早いぞっ、と我が家で合宿となったのであ~る。

ストリングスをフィーチャーして演奏してみたい曲を僕が選んで、歩ちゃんが大まかなプランを立ててくれる。それに対してメンバーそれぞれがアイディアを音にして、最終的に歩ちゃんがハーモニーなど細かい点を修正して曲が組み上がっていく。僕はギターを弾いて曲のイメージやダイナミクスを伝えるくらい。取り仕切ってくれる歩ちゃんがいつもより大人に見えた。(おっと失礼!)

はたしてどうなるかと思っていたアレンジは、想像を超えて「いい感じ」にまとまっていく。アレンジされた譜面をただ演奏するというのではなく、このメンバーならではの音作りは、理想的なバンドサウンドの作り方でもあるともいえる。弦楽器(ヴァイオリン群)の人達とこういう音作りが出来るとは思ってもいなかっただけに、自分の楽曲のイメージが一回り大きく表現される感じがした。

数曲のセッションは自ずと盛り上がって、もちろんその後の宴会も楽しく盛り上がったのは言うまでもないが、新たなミュージシャンとの出会いこそ、自分の音楽を広げていくうえで貴重なこと、且つ刺激的なことである。なんだか新しい作品を作ってみたいと自然に意欲が湧いてくる。今から来月のライヴが楽しみである。

追記: 2014年 4月13日 (日曜日)  "Romantica with Strings" @中目黒「楽屋」
    田中倫明(Perc) 梶原順(G) 梶谷裕子(Vln) 田中景子(Viola) 橋本歩(Cello)
    OPEN / 18:00  START / 19:30~ & 21:00~  MC : 3,000円

3 件のコメント:

  1. 楽しみですね~  すでにもうウットリしています

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  2. チョウチョウ王2014年3月25日 21:15

    ライブ、予約しましたよ。
    田中さんのビオラは聴けるのでしょうか?

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  3. コメントありがとうございます。
    今回のライヴ、僕自身も楽しみです。
    ヴィオラ、まだプロに交じって弾けるレベルではありません、精進、精進。

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