2020年1月24日金曜日

サドル沼

ロードバイク乗りが使う言葉に「サドル沼」というのがある。なかなか自分にフィットするサドルが見つからず、気が付けば次から次へとサドルを替える状況に陥ってしまい、結果大そうな出費をしてしまう。

僕はSelle SMP社の“Composit”というサドルを長年使ってきた。が、近年ショートノーズサドルという文字通り先端が短いモデルがトレンドとなり、一度試してみようと乗り替えてみたのが一昨年暮れ。

このショートノーズサドル、登り坂やパワーをかけたペダリングをする際、体の重心を前方に移動させやすいのが特徴だが、各社微妙な形状の違いがある。


先ずはSpecialized社の”Power Arc”に始まって、Prologo社の”Dimension”、そして写真のShimano PRO社の”Stealth”と、およそ1年で3つ目と沼にハマりかけ。どれもレース志向のサドルだが、自分は痛みが出る訳ではなく、前者2つが肝心のパ ワーを掛けた際に骨盤が安定するポイントが狭い感じ。で、3つ目のこのサドルは重心を前後に移動させても広く骨盤が安定するイメージ。その安定する幅 は”Power Arc”<“Dimension”<“Stealth”の順かな。でお値段はその逆の順で、”Stealth”が一番安価でネットで9千円ちょい。

既に1ヶ月程使ってみて、状況によって骨盤の角度、重心の位置を変えながら乗る自分にとって、これは終のサドルと言ってもいいかも。あとは綺麗にペダリングするべく筋肉を身に付けるのみ。サドル探しの旅、これで終われそうだけど果たして…。

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