参加者の年齢層も高く、クラシカルなバイクを持ち込む人も多く、ガチなレースというよりも自転車愛好家が集う、穏やかな雰囲気漂うレースでもある。しかし山間部にある群馬CSCはアップダウンに富んだ6kmの周回コースで、決して楽なコースではない。今回は3時間耐久コースにエントリー、昨年までの4時間耐久よりは幾分楽だろうか。
今回のテーマ、目標は、ケイデンス(ペダル回転数)高めで最初から最後までできるだけ同じペースを維持して、15Lap。簡単に計算して1Lapを12分で走ると1時間で5Lap、3時間で15Lapとなる。1Lapを10分台で走り続けれれば総合優勝に絡めるが、僕の実力では1Lap 12~13分台。果たしてどんな走りができるか。
3時間耐久コースは正午スタートとこれものんびり。10時に受付を済ませ、既にスタートしている6時間耐久だが、参加者が少ないのか会場は今ひとつ盛り上がりに欠ける雰囲気。レースに参加する実感が湧かないままローラーで軽くアップしてスタンバイ。スタートもなんだか和やかな雰囲気のままドン。
スタートとともに小さな先頭集団が先行して行くが、慌てず様子見ながらスタート。3回目の参加となるこのレース、このコースは下りにテクニカルなコーナーがあったり、とにかく1周目はコースを思い出しながら、ギヤの選択など考えながら走る。ギヤはフロント50×39、リア12×27をチョイス、これが正解だった。
1Lap目12分前半とマイペース、これを維持出来るようひたすらペダルを回す。1時間経過後もペースは落ちず、先行した人達を登りで淡々とクリアしていく。しかし中には登りで抜いた人が下りでまた追いついてくる。下りコーナーも以前より上手にクリア出来るようになったおかげでここで抜き返されることはない。そして次の登りでまたアドバンテージをとり、周回を重ねるうちにじわじわ順位を上げていく。2時間経過した10Lap目までおよそ12分台をキープ、ケイデンス高めで走る効果は大きく、疲労が蓄積しにくくフォームも崩れにくい。
その後Lap timeは13分台に落ちるが、それでも登りで面白いくらい先行者を抜いていく。前半飛ばした連中が2時間過ぎて急にペースダウンしている様子。結局ギリギリで15Lapに突入して、最終ラップは12分台でゴール。
結果、総合9位。年齢別カテゴリー(50~54歳)2位。
参加者が少ない上、ガチンコレースではないので僕でもこの成績である。ただ年齢別で2位よりも総合の9位が嬉しい。そして結果よりも、走り方に充実感を覚える事ができた。とにかくペダルを回して登りをクリアしていくことで、最後までペースが大きく崩れることが無かったのが自分にとっての収穫。今回たまたまツールドフランスの山岳賞ジャージをシャレで着て走ったのだが、登りで先行者をクリアするのがなんとも楽しく興奮した。
こーぢ倶楽部で習ったペダリング、背中の筋肉を使ってペダルを回す感覚が随分身についてきた感じである。後半疲労が蓄積してくるとついつい踏み込むペダリングになって、より疲労してしまうのだが、そこをあえて回すことに意識を集中させることで、結果的にペースを保つことができた。
やはりこういうイベントで、力の拮抗した人達と抜きつ抜かれつしながら走ることで、普段1人で走っていても追い込めない領域での運動を持続することで、新たな筋肉の使い方や効率いいポジショニング等、気付かされる事がとにかく多い。この歳になってもまだまだ自分の伸びしろはあるのだと実感する。あとはどこまで自分を追い込めるか、だが・・・ 。
2着ってスゲエぢゃん。表彰台の写真も若々しいなあ。もらったニンニク、オリーブオイルに漬けてんだけど、味が濃いっちゅーか、美味い。
返信削除頑張ってますねぇ!
返信削除ネオプリマートで?
何でそんなに自分を追い込めるの?
コメントありがとうございます。まあゆる〜いレースでの2着ってことで。チャリンコはアンカー。
返信削除とんでもなく追い込んで強くなっている人を知っているので、自分はダメダメだけど、下ハンしばりだの、アウターしばりだの、アスリートにありがちな典型的"M"ということでしょうか。
アスリート、、、
返信削除同じチャリ乗ってても違うんだなぁ、
わたくしなんてユルユルダラダラ&エンジョイそんでハッピーなら
て感じです。
ちょっと涼しくなったら房総お邪魔しますね!