2022年1月18日火曜日

Conga ヘッド張り替え!

今日はコンガの皮の張り替え! 

最近はプラスティックのヘッドを使う人も多いけど、生音はもちろん録音された音でもプラスティックだと分かってしまう。自分もそのプラスティックヘッドを使っていた時期があった(しかもファイバー製のコンガで)けれど、やはり木製のコンガに本皮のヘッドを張った音のふくよかさにかなうものは無い。

プラスティックヘッドは張り替えも簡単だし、薄くできていて、皮より手へのダメージが少ない利点もあるけれど、やはり音も薄っぺらくなってしまう。まあ手はキツいけれど、なんとかこの歳でも叩けているので、音にはこだわって行けるところまで行ってみようかと…。

で、皮の張り替えも中々キツい作業!フラットになめされた乾いた皮を水に浸けて、一旦柔らかく戻すのだが、水に浸けておく時間も微妙で、短いと皮は固く扱いにくく、長すぎると皮がふやけて厚くなってこれも扱いにくい。その加減は経験しか無いかな?

薄い皮なら簡単なのだが、今日張った皮は少し厚め。とにかく写真の状態までもってくるのが力技でかなり重労働!張り始めて1時間半くらいかかった(汗)。あとははみ出た部分をカットして完成。一週間程陰干したらチューニング出来る状態になる。因みにこのコンガは約35年程前に手に入れたキューバ製!

しかしここから皮がタイコに馴染んで音が落ち着くまでにも時間がかかる。いい音に熟成していく過程もまた楽しいのだが…。
 

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