2013年9月1日日曜日

乗鞍

チャリンコネタ、続きます。

台風が日本列島を横切る様な予報すら出ていた週末、乗鞍ヒルクライムレースに遠征。天気は予報ほど崩れなかったものの、土曜日夜にはかなりの雨が乗鞍近辺に降った。夜が明けて雨は上がり、雲の間から青空も見える程になったが、頂上ゴール付近の道は土砂が流れ込んだ模様、レースは急遽距離を短縮して15km地点の位ヶ原山荘をゴールに変更して行われた。

今年もこのレースには4500人もの参加者があり、距離を縮めての開催は主催者の英断であったが、新たに設定したゴール付近のスペースが狭く、ゴール後下山までの流れが大渋滞となった。(写真)

さて、今年の自分の乗鞍のテーマは、この一年改造してきたフォームとペダリングの技術をどう生かせるかということ。もちろんタイムも縮めたい。日本中から坂好きのライダーが集まるこのレースでは到底着に絡めるはずもなく、あくまで自分の能力を知るのが目的である。なので特にスタート前に緊張もせず、ウォーミングアップを済ませてスタートラインに着いた。タイムは1時間切り目標。

自分の参加したカテゴリーは51~60歳のF組、このカテゴリーだけで665名が参加。二組に分かれ5分間隔をあけてスタート。僕は後発。スタートはスムースで、前半はなかなか調子がいい。斜度もこんなもんだったかなぁ、という感じでスイスイ前に出ていける感じ。およそ7km地点三本滝を過ぎてから徐々に斜度がキツくなるが、それでもシッティングでクックと登って行く。

今回はパワーメーターも使わず心拍計の数値のみをチェックしながら走る。最近では加齢のせいか最大心拍数も随分下がって、余程追い込んでも170bpmをちょっと超すくらい。今回は160bpm平均をメドに走るが、164くらいになるとだんだんキツくなって158くらいまで下げるとちょと回復するという調子。ペダリング自体はかなりスムースで、今までの乗鞍で走っている感覚では一番楽しい。斜度のキツいカーブのインコースもフォームを崩さず上っていける。

下山中、道も乾いて景色も開ける
 いよいよゴールが近づくにつれ(残り3kmくらいから)、息も心拍もキツくなる。しかし足を動かす筋肉は余裕がある感じ。これは高度が高く空気が薄いからだろうか?ゴール間際もダンシングで一気に駆け上がる余裕があったけど息はゼイゼイ。タイムは1時間4分でガッカリ。というのも去年はこの地点を1時間1分で通過、ゴールは1時間26分。という事は今年の感じで頂上まで行ったとしても1時間半は切れなかったかな? 走っている感覚は今までで最高だったのに・・・。

順位は196位/665人と、このタイムならこんなモン。平均の心拍数が160bpmは自分なりにちゃんと走った証だけれど、もう少し早くゴールしたい。心拍は一杯々々なのに足は残ってるってのは、今後どうしたらいいのか?フォームにしてもペダリングにしてもまだ完成した訳でもないし、まだやるべきことはあるはず。

うまく言えないのだけれど、走っている感覚は以前よりずっと楽しいからと、自転車なんて楽に乗ってればいいやとは思えない。まだちょっとだけでも成長できやしないかと、暫くは足掻いて頑張ってみる。

2 件のコメント:

  1. お疲れさまでした。
    天候が心配でしたが、中止にならずよかったです。
    1500メートルを超える高地でのレースは難しいですね。
    前日に山の上で泊れるのであれば、少し高度順化の効果もありますが。
    土曜日の大山千枚田は稲刈りで賑わっていました。
    機会がありましたら、一緒に走りましょう。

    返信削除
    返信
    1. Michiaki Tanaka2013年9月3日 19:53

      前日の雷雨で中止と思った人も多かったみたいですが、なんとか開催されて良かったです。今年は草津も突然の大雪で中止になってしまったので・・・。

      大山千枚田のニュース、1日のローカル新聞に載っていましたね。あの田んぼはオーナー制で、米はお酒になる米だそうです。長狭の「寿萬亀」の酒蔵が仕込んでオーナーに配られるとのこと。何度もあそこを走っていますが、知りませんでした。

      削除